登録面積103km² を占有するオーストラリアの哺乳類化石地域は、リバースレー(Riversleigh)が首都キャンベラ(Canberra)の北西約2,080km圏内、クイーンズランド州ローン・ヒル(Lawn Hill)のブージャマラ国立公園及び近郊に位置、ナラコーテ(Naracoorte)は、首都キャンベラ(Canberra)の南西約770km圏内、ニューサウスウェールズ州との境界付近、南オーストラリア州ナラコーテ・ケイブス国立公園の範囲内に位置、オーストラリアの北と南に位置する世界で最も重要な化石サイト・リバースレー/ナラコーテは、哺乳類動物相の例外的な進化の素晴らしい化石記録を提供しています。
ハード島とマクドナルド諸島は、首都キャンベラ(Canberra)の南西約6,040km圏内、南極大陸から約1,600km、オーストラリアと南アフリカ間の中間地点、登録面積6,589km²、南インド洋の亜南極圏に位置する火山島と海域を占有。
世界で最も生物学的に特徴的な大陸とみなされるオーストラリアは、南極大陸からの分離に伴い約3,500万年の間、交流のない完全に孤立した環境が誘発する印象的な生態系につながり、オーストラリア特有に進化した哺乳類が過去に生息。
現在では見ることのない重要な哺乳類化石がリバースレー/ナラコーテで数多く発掘、古い化石はリバースレーで発掘され、漸新世~中新世(1千万~3千万年前)までの優れたコレクションとなり、ナラコートで発掘された化石は、より最近に移り、更新世中期の氷期から現在(53万年前から現在)までの脊椎動物化石の豊富な堆積物となっています。
英語表記:Australian Fossil Mammal Sites (Riversleigh / Naracoorte)
所在地:クイーンズランド州、南オーストラリア州 S19 4 60 E138 43 0(緯度 経度:度分秒) ※ユネスコ世界遺産リスト
登録基準 (viii)(ix) 1994年登録
標高2,745mのビッグ・ベン山塊の主峰モーソン・ピーク(Mawson Peak)が聳え、主に雪や氷河で覆われたハード島及び登録面積100haではるかに小さく、いくつかの小さな岩と島に囲まれたマクドナルド島は、人間よる乱開発のない基本的な環境を継続する生物学的自然プロセスに優れたユニークな原生自然の島々。
亜南極地域の活発な火山がこれらの島々で発見され、ハード島のビッグベンは、亜南極地域の島で唯一知られている継続的な活発な火山、マクドナルド島の火山は、75,000年間の休眠の後、最近再び活発になり登録された以来、噴火を繰り返し、島の大きさは大きく増加しています。
英語表記:Heard and McDonald Islands
所在地:ハード島、マクドナルド諸島 S53 6 0 E73 30 0(緯度 経度:度分秒) ※ユネスコ世界遺産リスト
登録基準 (viii)(ix) 1997年登録
登録年度順 | 登録名 |
1 | 王立展示館とカールトン庭園 |
2 | シドニー・オペラハウス |
3 | オーストラリア囚人遺跡群 |
登録年度順 | 登録名 |
1 | カカドゥ国立公園 |
2 | ウィランドラ湖群地域 |
3 | タスマニア原生地域 |
4 | ウルル-カタ・ジュタ国立公園 |