ナン・マトール:ミクロネシア東部の中心的祭祀場
ナン・マトールは、ポンペイの南東海岸にある100以上の島で、玄武岩と珊瑚の玉石の壁で造られた登録面積76.7ha、緩衝地帯664haを占有する巨石構築物群。
これらの島には、1,200年から1,500年の間に建てられた石造りの宮殿、寺院、墓、住宅の遺跡が残存、遺跡はサウデロ―ル王朝の儀式中心地として、太平洋島嶼文化の繁栄期間を表しています。
ミクロネシア東部の中心的祭祀場の技術的に洗練された巨石構造物の緻密さ及び巨石構造の集中は、この時期の島嶼社会の複雑な社会的、宗教的実践を実証しています。
英語表記:Nan Madol: Ceremonial Centre of Eastern Micronesia
所在地:ミクロネシア連邦 N6 50 23 E158 19 51 (緯度 経度:度分秒)
登録基準 (i)(iii)(iv)(vi) 2016年登録、危機遺産