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青く澄んだ美しい広大な環礁群を有するマーシャル諸島の世界遺産には、自然環境、人びとの健康などに重大な影響を及ぼしたビキニ環礁核実験場跡の世界遺産が引き継がれています。
温暖な気候と青く澄んだ美しい海にサンゴ礁が広がる眺望豊かな環礁を保持するマーシャル諸島には、自然環境や人びとの健康に重大な影響を及ぼした「ビキニ環礁核実験場」の跡が引き継がれています。

マーシャル諸島の世界遺産(文化遺産):ビキニ環礁核実験場
(Bikini Atoll Nuclear Test Site)

位置案内:ビキニ環礁核実験場

ビキニ環礁核実験場

ビキニ環礁核実験場は、登録面積735km²、緩衝地帯1,304km²を占有するマーシャル諸島共和国の首都マジュロ(マジュロ環礁)北西約840km圏内に位置、第二次世界大戦後の旧ソ連邦との冷戦を契機に、米国は太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁で核実験を再開することを決め、地元住民を移住させた後、1946年から1958年まで、初の水爆実験を含む、マーシャル諸島の全ての核実験の累積的な爆発力が、広島原爆の7,000倍に相当する数十回の核実験を実施しています。

広島と長崎への核爆弾の使用に続き、ビキニ環礁の核実験場は、人類が「核の時代」に突入したことを証言しています。

英語表記:Bikini Atoll Nuclear Test Site

所在地:マーシャル諸島共和国 N11 35 60 E165 22 50 (緯度 経度:度分秒)

登録基準 (iv)(vi) 2010年登録


マーシャル諸島 渡航に応じた安全対策の目安情報。

外務省公表の「危険情報」は、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域に発出される情報。

マーシャル諸島 渡航に対する危険情報