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広大な西太平洋に点在するソロモン諸島のガダルカナル島、ニュージョージア島、サンタクルーズ島など、険しい山岳地帯に広がる熱帯雨林、湖、小川、渓谷の風光明媚な自然を巡る世界遺産ツアーがあります。
オーストラリア北東、パプアニューギニアの東、広大な西太平洋に点在する多数の小さな島々から構成され、険しい火山と熱帯雨林に覆われたソロモン諸島のの最南端、世界最大の隆起した環状サンゴ礁のレンネル島に、頻繁なサイクロン及び気候変動よる海面上昇による危機遺産「東レンネル」が引き継がれています。

ソロモン諸島の世界遺産:東レンネル

東レンネル

東レンネルは、ソロモン諸島の首都ホニアラの南約250km圏内に位置、西太平洋ソロモン諸島の最南端、隆起サンゴ礁で形成された長さ86km、幅15km、面積875km²のレンネル島の一部分、島の約3分の1を占有する登録面積370km²、沖合い3kmに広がる海域が含まれています。

ソロモン諸島の世界遺産(自然遺産):東レンネル
(East Rennell)

位置案内:東レンネル

東レンネル

東レンネルの突出した特徴は、太平洋島嶼部で150km²の広さを保持する環礁中のラグーンであった最大の湖テガノ湖で、起伏の多い石灰岩の小島及び湖の汽水域には、固有ウミヘビを含むおびただしい数の固有種が生息しています。

レンネル島の野生生物は、鳥類の間で固有種の数が多く、固有種4種、亜種9種を含む43種の水鳥、1種の固有種を含む11種のコウモリ、無脊椎動物の7種の固有種を含む27種の陸貝、約730種のほとんどが固有とされる昆虫の生息に10種の固有植物種が生育。

海ヘビの固有種も生息するテガノ湖の植物群は、幾つかの固有種を含む300種以上の珪藻植物と藻類よって支配されています。

英語表記:East Rennell

所在地:ソロモン諸島の最南端、レンネル・ベローナ州
S11 40 59.988 E160 19 59.988 (緯度 経度:度分秒)

登録基準 (ix) 1998年登録、危機遺産

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