グレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)は、オーストラリア大陸の東海岸沖、クイーンズランド州(Queensland)の沖合い南緯14゜(南緯10゜~24゜内)の範囲に広がる世界で最も広範なサンゴ礁生態系、登録面積348,700km² を占有、オーストラリア本土の海岸沿いの低水域から沖合250kmまで、広大な浅い沿岸地域、中間大陸棚および外礁、大陸棚を越えて深度2,000m以上の海洋水域など、大陸棚を横切る幅広い多様性があります。
ロード・ハウ島は、ニューサウスウェールズ州の州都シドニーの北西約785km圏内に位置、動植物のユニークな生物相を含む火山噴火の隆起による海洋島で登録面積1,463km² を占有、少ない陸地面積の範囲内に集約された壮観で美しい景観を保持する世界で最も南の純粋なサンゴ礁と海鳥のコロニー、ならびに絶滅の危機に瀕した種の重要な自然の生息地を提供しています。
グレートバリアリーフには、2,500個の様々な形態のサンゴ礁が生息、小さな砂浜、大きな植生砂丘から海抜1,100m以上の大きな険しい島に至る900以上の島々が存在、全体的なこれらの風景は、世界で最も素晴らしい海景の一部を提供。
緯度および大陸棚を横切る多様性は、水域の深さを通した多様性とともに、世界的にユニークな生態系を持つコミュニティの生息地と種が含まれ、その相互関係は、グレートバリアリーフを地球上で最も豊かで複雑な自然生態系の1つを形成しています。
英語表記:Great Barrier Reef
所在地:クイーンズランド州東海岸沖 S18 17 10 E147 41 60(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (vii)(viii)(ix)(x) 1981年登録
ポートマッコーリー(Port Macquarie)から東に約570km離れたタスマン海に位置する海域やサンゴ礁を含む全敷地面積1,463sup2;、地上面積約15.4sup2; 、自然遺産の陸上部約75%は、ロードハウ島の北部と南部の山々、アドミラルティ諸島(Admiralty Islands)、マットバード諸島(Mutton Bird Islands)、ボールピラミッド(Balls Pyramid)および周囲の島や珊瑚礁からなる公園保護区として管理されています。
ロード・ハウ島には、特徴的な種として、かつて世界で最も稀少な鳥の一つとみなされた飛べない固有種のロードハウクイナ(Gallirallus sylvestris)、小島であるボールズ・ピラミッドでの再発見まで絶滅の恐れがあった世界最大のスティック昆虫ロードハウナナフシ(Dryococelus australis)が生息。
英語表記:Lord Howe Island Group
所在地:ニューサウスウェールズ州 S31 33 56 E159 5 18(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (vii)(x) 1982年登録
ニューサウスウェールズ州(New South Wales) 国立及び州立公園 主な行政区及び観光地
ニューサウスウェールズ州(New South Wales) S32 00 00 E1470000 ※ ⇒ Google Map
ロード・ハウ島(Lord Howe Island) S31 33 00 E159 05 00 ※ ⇒ Google Map
ポートマッコーリー(Port Macquarie) S31 26 00 E152 54 00 ※ ⇒ Google Map
マトンバード・アイランド自然保護区(Muttonbird Island Nature Reserve) S30 18 18.6 E153 09 05.3 ※ ⇒ Google Map
ボールズ・ピラミッド(Balls Pyramid) S31 45 13.1 E159 15 04.3 ※ ⇒ Google Map
登録年度順 | 登録名 |
1 | 王立展示館とカールトン庭園 |
2 | シドニー・オペラハウス |
3 | オーストラリア囚人遺跡群 |
登録年度順 | 登録名 |
1 | カカドゥ国立公園 |
2 | ウィランドラ湖群地域 |
3 | タスマニア原生地域 |
4 | ウルル-カタ・ジュタ国立公園 |