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ペルーの世界遺産ツアーには、古代の文化遺跡やマチュ・ピチュ、ナスカの地上絵、スペイン統治時代の歴史都市、アマゾンやアンデス山脈の山岳地帯に広がる生物多様性に優れた自然を巡る世界遺産ツアーがあります。
南米5ヶ国と国境を接し、アンデス山脈が縦断するペルーの世界遺産ツアーには、風光明媚な山岳風景と調和がとれた大規模で洗練されたインカ文明の最も重要な有形遺産「マチュ・ピチュの歴史保護区」、点在するプレ・ヒスパニック遺跡と豊富な固有種や絶滅危惧種の動物が生息するアンデス山脈やアマゾンの熱帯雨林に囲まれた国立公園「リオ・アビセオ国立公園」など、アンデスに残存する古代遺跡、壮大な美しさを誇るアンデス山脈やアマゾン流域の生物多様性に優れた自然を巡る世界遺産ツアーがあります。

ペルーの世界遺産:マチュ・ピチュの歴史保護区 / リオ・アビセオ国立公園

マチュ・ピチュの歴史保護区

首都リマの南東約510km圏内、クスコ(Cusco)の北西約80km圏内に位置、登録面積381.6km² を占有するマチュ・ピチュの歴史保護区は、アメリカの探検家・考古学者・政治家ハイラム・ビンガム(Hiram Bingham、1875年~1956年)が、1911年に発見したアンデス高地とアマゾン盆地合流地点の急峻な景観を背にしたインカ文明の建築、土地利用、芸術的業績の最も具体的で重要な遺産。

リオ・アビセオ国立公園

リオ・アビセオ国立公園は、ペルー北部、熱帯アンデスの東斜面、首都リマの北約485km圏内、サン・マルティン県(Departamento de San Martin)マリスカル・カセレス郡(Mariscal Caceres Province)に位置、登録面積2724.07km² を占有するいくつかの森林タイプとパラモ(Paramo)として知られる高地アンデス草原と人類史上、約8,000年に及ぶプレインカ時代の考古学的価値を秘める数少ない場所の1つ。

ペルーの世界遺産(複合遺産):マチュ・ピチュの歴史保護区
(Historic Sanctuary of Machu Picchu)

位置案内:マチュ・ピチュの歴史保護区

マチュ・ピチュの歴史保護区は、海抜2,400m以上の山頂と峡谷の山岳斜面に築き上げられた壮大な考古学的モニュメントの城砦、優れた自然景観及び文化価値で世界に認知されています。

15世紀に構築されたマチュ・ピチュは、インカ帝国がスペイン人に征服された16世紀に放棄、その後、1911年に発見されるまで知られることのないインカの失われた空中都市と称されています。

残存する遺跡は、急峻な尾根に石の段丘が縦横に交差する宗教、儀式、天文、農業を中心に約200の建造物で構成、中間に大きな広場がある厳密な計画に従い、住宅地と農業地が上側及び下側に分割されています。

英語表記:Historic Sanctuary of Machu Picchu

所在地:クスコ県 S13 7 0 W72 34 60(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (i)(iii)(vii)(ix) 1983年登録

ペルーの世界遺産(複合遺産):リオ・アビセオ国立公園
(Río Abiseo National Park)

位置案内:リオ・アビセオ国立公園

リオ・アビセオ国立公園

リオ・アビセオ国立公園には、人里離れた森林、峡谷、高原の風光明媚な自然に溶け込む数多くの遺跡、研究者に過去の氷河期の間、ここで生き残り進化した更新世の避難所の一部と推測された動植物の驚異的な多様性と森林や草原で見られる豊富な固有種が存在します。

知られている遺跡やその他の考古学的遺跡は、その敷地内とその周辺で1,500km² に及び、1985年以来、36の考古学的敷地が記録され、高地草原に29、公園内の連続的な山地森林に7つ記録、タイプの特徴は、岩陰遺跡、道路、住宅及び儀式的建造物、貯蔵庫、垣根、卓状地、農業用テラスおよび埋葬地が含まれています。

英語表記:Río Abiseo National Park

所在地:ペルー S7 45 0 W77 15 0(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (iii)(vii)(ix)(x) 1990年登録、1992年拡張

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Machu Picchu Landscape

ペルーの世界遺産 位置案内

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