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ペルーの世界遺産ツアーには、古代の文化遺跡やマチュ・ピチュ、ナスカの地上絵、スペイン統治時代の歴史都市、アマゾンやアンデス山脈の山岳地帯に広がる生物多様性に優れた自然を巡る世界遺産ツアーがあります。
南米5ヶ国と国境を接し、アンデス山脈が縦断するペルーの世界遺産ツアーには、インカ帝国に侵攻されるまで繁栄した先コロンブス期の都市遺跡「チャン・チャン遺跡地帯」、南米で最も重要なスペインの植民都市として大聖堂、教会、修道院、宮殿などスペイン統治時代の面影が点在する「リマ歴史地区」など、アンデスに残存する古代遺跡、スペイン統治時代の建築物が残存する歴史都市を巡る世界遺産ツアーがあります。

ペルーの世界遺産:チャン・チャン遺跡地帯 / リマ歴史地区

チャン・チャン遺跡地帯

チャン・チャン遺跡地帯は、ペルーの北部海岸、首都リマの北西約495km圏内、ラ・リベルタ県(Region La Libertad)の県都トルヒーリョ(Trujillo)の郊外、モチェ(Moche)またはサンタ・カタリナ(Santa Catalina)に位置する嘗ての肥沃な渓谷に登録面積1,414.57haを占有、15世紀のインカ侵攻以前、先コロンブス期の南米で最大の土造建物の都市として繁栄の頂点に達っしたチムー王国(Chimu Kingdom)の首都遺跡。

リマ歴史地区

リマ歴史地区は、シウダッド・デ・ロス・レイエス(Ciudad de los Reyes、City of Kings)として知られたリマック渓谷(Rimac valley)に位置、リマック首長制国家が率いる領土として1535年1月、インカ帝国のコンキスタドール(征服者)スペイン人フランシスコ・ピサロが設立、このキングス・シティ(City of Kings)は、18世紀半ばまで、南米スペイン副王領の最も重要な都市として政治、行政、宗教、経済の中心地として機能。

登録面積259.36haを占有するリマ歴史地区には、スペイン統治時代の主要な施設、大聖堂、教会、宮殿、街路、宗教裁判所跡が点在しています。

ペルーの世界遺産(文化遺産):チャン・チャン遺跡地帯
(Chan Chan Archaeological Zone)

位置案内:チャン・チャン遺跡地帯

チャン・チャン遺跡地帯

かつての20km²の都市中心部にある約6km²の壮大なチャン・チャン遺跡地帯は、砦、宮殿などが高くて厚い土壁で囲まれた9つの大きな長方形の複合体で構成。

優れた普遍的価値を有する広大な都市遺跡、チャン・チャン遺跡地帯は、独立したユニットを形成する9つの砦または宮殿に分けられ、階層的に計画された巨大都市遺跡に残存する農業、貯水システムを維持する高度に発達した産業のなごりが厳格な政治的・社会的戦略のレイアウトを反映、これらのユニット内には、寺院、住居、倉庫を含む建物が、貯水池と葬儀場とともに空地周辺に配置されています。

英語表記:Chan Chan Archaeological Zone

所在地:ラ・リベルタ県ウアンチャコ
S8 5 60 W79 4 59.988(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (i)(iii) 1986年登録

ペルーの世界遺産(文化遺産):リマ歴史地区
(Historic Centre of Lima)

位置案内:リマ歴史地区

リマ歴史地区

リマは1542年から18世紀の新世界の歴史中、ヌエバ・グラナダ(Viceroyalties of New Granada、1718年)とラプラタ(La Plata、1777年)の副王領が創設されて以来、南米最古のスペイン植民地支配に徐々に終止符を打つ主導的役割を果たしています。

福音宣教のプロセスが、16世紀末までにいくつかの宗教的秩序をもたらし、これらが精巧ですばらしい機能拡張の教会や修道院の建設を支えています。

また、1551年に創立された国立サンマルコス大学などの学校、大学、病院を設立、南米スペイン領で最も重要な中心地としての大きな認識をペルー副王領が得ています。

英語表記:Historic Centre of Lima

所在地:City of Lima
S12 3 5.004 W77 2 35.016(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (iv) 1988年登録、1991年拡張

ペルーの世界遺産 一覧

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ペルーの世界遺産 位置案内

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