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南米最大の国土を領有するブラジルの世界遺産ツアーには、熱帯雨林のジャングルに、広大な草原が広がるセラード、世界最大の湿地帯パンタナールなど、風光明媚な海、山、湿地を巡る世界遺産ツアーがあります。
南米10ヶ国と国境を接し、南米最大の国土を領有するブラジル連邦共和国の世界遺産ツアーには、「古都オウロ・プレト」、「オリンダ歴史地区」など、植民地時代の歴史都市に残存する教会、修道院や福音宣教を目的としたイエズス会伝道所群、考古学的な洞窟壁画が残存する国立公園、素晴らしい自然美を提供する熱帯雨林が生い茂るジャングルに広大な草原が広がるセラード、世界最大の淡水湿地に壮大な滝、青々とした亜熱帯植物エリアにさまざまな植物や動物が生息する国立公園、絶滅の危機に瀕している動物の重要な保護区を巡る世界遺産ツアーがあります。

ブラジルの世界遺産:古都オウロ・プレト / オリンダ歴史地区

古都オウロ・プレト

18世紀初頭に設立された歴史的都市オウロ・プレット (Ouro Preto) は、首都ブラジリア(Brasilia)の南東約690km圏内、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)の北約290km圏内に位置、1720年から1897年のミナス・ジェライス州の州都としてヴィラ・リッカ(Vila Rica)の急な斜面をカバーし、金鉱地として繁栄しています。

オリンダ歴史地区

ブラジル北東部、首都ブラジリア(Brasilia)の北東約1,665km圏内、ペルナンブーコ州(Estado de Pernambuco)に位置するオリンダ歴史地区は、登録面積120ha、緩衝地帯920haを占有、アーバニズム及び建築様式の全体的景観が砂糖経済によって繁栄した歴史都市を反映しています。

ブラジルの世界遺産(文化遺産):古都オウロ・プレト
(Historic Town of Ouro Preto)

位置案内:古都オウロ・プレト

古都オウロ・プレトは、サン・フランシスコ・デ・アシス教会(Igreja de Sao Francisco de Assis)を含むブラジル・バロック期の最も重要な作品の多くを担当した著名な建築家・彫刻家のアントニオ・フランシスコ・リズボア(Antonio Francisco Lisboa、アレイジャディーニョ、Aleijadinho、1730年~ 814年)のホームで、ブラジルの独立運動と1789年のインコンフィデンシア・ミネイラ(Inconfidencia Mineira)の象徴的な中心地となっています。

19、20世紀大半の経済停滞は、古都オウロ・プレトの地域隔離を発生させ、当初の植民地構造と都市パターンの保存を促進、オリジナルの曲線道路沿いに続く広場、公共建物、邸宅、噴水、橋、教会が並ぶ不規則な配置景観は、共にバロック建築の細かい曲線形式を示す顕著で均質なグループを形成。

英語表記:Historic Town of Ouro Preto

所在地:ミナス・ジェライス州 S20 23 20 W43 30 20(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (i)(iii) 1980年登録

ブラジルの世界遺産(文化遺産):オリンダ歴史地区
(Historic Centre of the Town of Olinda)

位置案内:オリンダ歴史地区

オリンダ歴史地区

オリンダは1535年、大西洋を見下ろすブラジル北東海岸の港があるレシフェ峡部近郊の丘陵地帯に創立され、16世紀後半から約2世紀に亘り、ブラジル経済の主流を成すサトウキビ産業の最も重要な拠点の1つとして認識されています。

嘗てのポルトガル行政区画ペルナンブコの歴史的中心部は、熱帯雨林の下にある砂浜と海に囲まれた豊かな植生の中、建築的に優れたいくつかの建物があり、砂糖で手に入れた富の象徴、緑豊かな修道院地区の庭園に生け垣、16世紀の一部の教会とオランダによっって破壊された後、ポルトガルによって再建された、18世紀からの記念碑が点在。

英語表記:Historic Centre of the Town of Olinda

所在地:ペルナンブーコ州 S8 0 48 W34 50 42(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (ii)(iv) 1982年登録

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