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熱帯スリナム共和国の世界遺産ツアーには、北東部の海岸に築かれた旧オランダ植民地時代の町並みに、手付かずの熱帯雨林に広がる多様な植物種や動物種の自然遺産を巡る世界遺産ツアーがあります。
カリブ海、大西洋に面し、熱帯雨林が広がり南米3ヶ国と国境を接するスリナム共和国の世界遺産ツアーには、旧オランダ植民地時代の特色が残る「パラマリボ市街歴史地区」など、南米大陸北東部の海岸に築かれた17世紀から18世紀のフランス、イギリスの建築様式にオランダ統治時代の町並みが残る歴史都市、手付かずの熱帯雨林と多様な生態系保持する自然遺産を巡る世界遺産ツアーがあります。

スリナムの世界遺産:パラマリボ市街歴史地区

パラマリボ市街歴史地区

パラマリボ市街歴史地区は熱帯南米の北東部海岸、スリナムの首都パラマリボ首都圏中心部に位置、17世紀~18世紀に遡るスリナム川の左岸沿いに築かれた登録面積30ha、緩衝地帯60haを占有する旧オランダのコロニアルタウン。

大部分が木造建築で構成された質素で均整の取れたオランダおよび欧州その他の建築様式は、スリナムの多文化社会を反映、後の北米に影響するクレオール文化要素のゆるやかな融合を示しています。

スリナムの世界遺産(文化遺産):パラマリボ市街歴史地区
(Historic Inner City of Paramaribo)

位置案内:パラマリボ市街歴史地区

パラマリボ市街歴史地区

スリナム川の左岸沿いに位置する歴史地区は、北のソンメルズダイクス(Sommelsdijkse)、南のヴィオテクリーク(Viottekreek)によって定義され、ゼーランディア要塞(Fort Zeelandia)から北西を走る軸線に沿って1683年に格子状に配置されたメイン通りは、貝層の尾根に準じて自然排水される建物の土台となり、18世紀末には、オランダの工学技術と都市計画技能によって、町は沼地を越えて北に拡張されています。

パラマリボ市街歴史地区は、ヨーロッパ建築の建築技術が南米の原材料や技巧とゆるやかなに融合する新しい建築特色を形成する特例を示しています。

英語表記:Historic Inner City of Paramaribo

所在地:パラマリボ地区 N5 49 33.996 W55 8 60(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (ii)(iv) 2002年登録

スリナムの世界遺産 一覧

スリナムの世界遺産(文化遺産) 登録リスト

登録年度順 登録名
パラマリボ市街歴史地区

スリナムの世界遺産(自然遺産) 登録リスト

登録年度順 登録名
中部スリナム自然保護区

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