ノーザン・テリトリー、ダーウィンの東171kmに位置するユニークな考古学的および民族学的保護区は、5万年以上にわたってアボリジニの人々に継続的に居住され、洞窟の岩絵、石器など考古学的遺跡が残存、先史時代の狩猟採集者から現在のアボリジニの人々まで、地域住民の技能と生活様式を記録。
登録面積19,810km²を占有する干潟、氾濫原、低地と高原を含む生態系の複雑なユニークな例は、幅広い希少種及び固有種の植物や動物に生息地を提供しています。
ウィランドラ湖群地域は、首都キャンベラ(Canberra)の北西約580km圏内、ニューサウスウェールズ州の半乾燥地帯に位置、登録面積2,400km²を占有、低高度の地形および土壌、堆積物の湖沼体系が氷河が形成されていない更新世の優れた記録を保存、更新世後期の氷期 - 間氷期の気候変動、過去10万年間の卓越した考古学的記録が含まれています。
カカドゥ国立公園は、優れた自然かつ文化的価値の複合景観が今日に引き継がれた登録遺産、5万年以上前からアボリジニの人々が居住した狩猟、社会構造と儀式について理解する最後の氷河時代の人類文明の領域を提供するロック・アート、ヨーロッパ人入植から比較的影響の少ないオーストラリア大陸生態系の最大の多様性を維持するオーストラリア最大の国立公園。
世界の熱帯地域で最大の国立公園の1つ、カカドゥ国立公園は、サバンナ、森林、氾濫原、マングローブ、干潟、沿岸地域、モンスーン森林の広範な地域を含む、オーストラリア大陸で最も多様な生態系を保全しています。
英語表記:Kakadu National Park
所在地:ノーザン・テリトリー S12 49 60 E132 49 60(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (i)(vi)(vii)(ix)(x) 1981年登録、1987年、1992年拡張、2011年マイナー修正
ウィランドラ湖群地域で、更新世の一系列の湖の砂層から化石が発見され、4万5千年から6万年前の人類居住の考古学的証拠とともに、約18,500年前に枯渇した砂層から、人が現在のホモ・サピエンスに進化してきた更新世の記録に優れた条件を提供しています。
湖は円滑な層序学の前後関係が再構築される現生人類の実際上のホモサピエンスの生活形跡を表現、オーストラリア大陸における人類進化のユニークな目印とされる炉、石器、貝殻などの考古学遺跡は、現地資源への顕著な適応と人間文化と変化する自然環境との魅力的な相互関係を提示。
英語表記:Willandra Lakes Region
所在地:ニューサウスウェールズ州 S34 0 0 E143 0 0(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (iii)(viii) 1981年登録
遺跡からは最古の葬祭場である約4万年前の火葬場、復元された18,000年前の砥石の関連から、中東での使用と同じくらいに野生の草種子から小麦粉が生産できる複雑な植物収集システムの痕跡、よく保存された巨大な有袋類のいくつかの化石もここで発見されています。
この地域の円滑な層序学は、更新世期間中の初期の既知の火葬、化石トラックウェイ、砥石技術の早期使用、水質資源の開発など、約5万年前の現生人類ホモ・サピエンスの例外的な進化の証言を提供しています。
ニューサウスウェールズ州(New South Wales) 国立及び州立公園 主な行政区及び観光地
バルラナルド(Balranald) S34 38 03 E143 33 53.7 ※ ⇒ Google Map
ウェントワース(Wentworth) S34 00 53.4 E141 54 02.6 ※ ⇒ Google Map
ウィランドラ湖群地域(Willandra Lakes Region) S34 0 0 E143 0 0 ※ ⇒ Google Map
登録年度順 | 登録名 |
1 | 王立展示館とカールトン庭園 |
2 | シドニー・オペラハウス |
3 | オーストラリア囚人遺跡群 |
登録年度順 | 登録名 |
1 | カカドゥ国立公園 |
2 | ウィランドラ湖群地域 |
3 | タスマニア原生地域 |
4 | ウルル-カタ・ジュタ国立公園 |