古代都市「タウリカのヘルソネソス」とそのホーラは、首都キエフの南約690km圏内、クリミア南西ヘラクレイア半島(Heraclean Peninsula)に位置、登録面積259.3752ha、緩衝地帯3041.0876haを占有するドリアン・ギリシャ(Dorian Greeks)のコロニーとして、紀元前5世紀に設立された古代都市の遺跡。
中央ヨーロッパ東部、ポーランド、ウクライナ2国間、カルパティア山脈周辺の広範囲に点在する木造教会は、かつて普及したスラブ諸国正教会の木造建築の伝統が残された登録面積7.03ha、緩衝地帯92.73haを占有する16の木造教会から構成。
古代都市「タウリカのヘルソネソス」とそのホーラは、紀元前4世紀~3世紀、タウリカと呼ばれたクリミア半島に植民地活動の一環として設立、繁栄したギリシャ都市国家とその農業後背地で構成。
紀元前5世紀とA.D.13世紀間に建設された都市遺構は、直交グリッド方式で配置され、この直交グリッドの基本的な方向は、10,000haの領域を400に割り当てた土地区割りシステムが保存されたより広い風景に続いています。
英語表記:Ancient City of Tauric Chersonese and its Chora
所在地:ウクライナ N44 36 39 E33 29 29(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (ii)(v) 2013年登録
ポーランド、ウクライナのカルパチア地方の木造教会は、山岳地形に別々に開発された地域社会の文化的伝統を反映した三位一体プランのピラミッド型ドーム、キューポラ、鐘楼による教会建築は東方典礼の要件に準拠。
教会は、石の基礎に置かれた木製の敷居の上に立てられ、屋根と壁を覆う木製の帯板に、優れた木工技術と構造的なソリューションを示す、複雑なコーナージョイントを備えた水平のログテクニックを使用して建てられ、関連する墓地、独立した鐘楼を備えた教会は、木々に囲まれた周囲を壁、フェンス、門等で囲んでいます。
英語表記:Wooden Tserkvas of the Carpathian Region in Poland and Ukraine
所在地:ウクライナ N49 32 2 E21 1 56(緯度 経度:度分秒) ※ユネスコ世界遺産リスト
登録基準 (iii)(iv) 2013年登録