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ウクライナの世界遺産ツアーには、国境を越えて広がるブナ原生林群に、中世の大聖堂、伝統的な木造建築の教会、中世の旧市街地など、ウクライナの人々が築き上げた文化的景観をを巡る世界遺産ツアーががあります。
ヨーロッパ東部、黒海北岸に面し、7ヶ国と国境を接するウクライナの世界遺産ツアーには、伝統的な歴史風景の中に位置する「キエフ-聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群、キエフ-ペチェールスカヤ大修道院」、行政・宗教・商業の中心地として繁栄した「リヴィウ歴史地区」など、中世から近世を代表する大聖堂、教会、修道院、中世の町並みが残る文化的景観、平原、ステップ、高原、カルパティア山脈が広がる素晴らしい自然美を巡る世界遺産ツアーがあります。

ウクライナの世界遺産:キエフ-聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群 / リヴィウ歴史地区

キエフ-聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群

ウクライナ中央部ドニエプル川沿い、ウクライナの首都キエフ(Киïв)に位置する聖ソフィア大聖堂、ペチェールスカヤ大修道院は、登録面積28.52ha、緩衝地帯220.15haを占有する中世から近世のキエフ・ルーシ(キエフ大公国)とヘーチマン国家期の文化遺産を代表する2つの優れたモニュメント。

リヴィウ歴史地区

リヴィウ歴史地区は、ウクライナ西部ハルィチナー地域(Halychyna)、キエフの東約470km圏内、リヴィウ州に位置、登録面積120ha、緩衝地帯2,441haを占有する市内中心部の城郭を取り囲む周辺地域、大聖堂が建つ南西の丘の上の小さな区域の2つの構成要素から形成。

ウクライナの世界遺産(文化遺産) キエフ-聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群
(Kiev: Saint-Sophia Cathedral and Related Monastic Buildings, Kiev-Pechersk Lavra)

キエフ-聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群

キエフ-聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群街

キエフの歴史地区中心地に位置する聖ソフィア大聖堂は、キエフ・ルーシの皇帝、ヤロスラフ賢公(Yaroslav the Wise、Ярослав Володимирович、978年頃~1054年、在位:1019年~1054年)の治世中、キエフ大公国の主要なキリスト教会として、ギリシャ人建築家とビザンチン芸術家によって建設。

11世紀初頭の建築及びモニュメンタル・アートを代表する主要なモニュメントのひとつで、11世紀特有の無傷なモザイク、フレスコ画のインテリア・コレクションを保存、その代表作には、パントクラトール(Pantocrator、全能者ハリストス)、乙女オランド像(Virgin Orans)、使徒たちの聖体拝領(Communion of the Apostles)、デイシス(Deisis)、および受胎告知(Annunciation)が含まれています。

所在地:キエフ N50 27 9.288 E30 31 0.696(緯度 経度:度分秒)

登録基準  (i)(ii)(iii)(iv) 1990年登録、2005年マイナー境界変更

ウクライナの世界遺産(文化遺産):リヴィウ歴史地区
(L'viv - the Ensemble of the Historic Centre)

位置案内:リヴィウ歴史地区

5世紀から6世紀にかけて定住が見かけられ、中世後期に設立されたリヴィウ市は、貿易と政治的発展のため有利な地理的位置にあり、行政、宗教、商業の中心地として繁栄、今日、残存する建築、芸術の遺産は、イタリアとドイツの影響を受けた東ヨーロッパ統合の伝統を反映。

リヴィウ歴史地区は、旧市街地中心部の城郭を取り囲む周辺地域、大聖堂が建つ南西の丘の上の小さな区域の2つの構成要素から形成、旧市街地中心は、開発の異なる段階を示す異なる部分が多く含まれ、ハイ・キャッスル(High Castle)と城郭周辺地域は、5世紀に遡る町の主要かつ最も古い領域で、13世紀と17世紀間に街頭と広場が形成された低地に城がある丘の元地形を保持。

残存するアルメニア・カトリック教会、モスク、ユダヤ教会堂、正教会からの様々な宗教的建造物を含む建物は、異なる民族コミュニティの居住証拠を明示しています。

英語表記:L'viv - the Ensemble of the Historic Centre

所在地:ウクライナ N49 50 29.868 E24 1 55.128(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (ii)(v) 1998年登録、2008年マイナー境界変更

 リヴィウ州(Львiвська область) 主な行政区及び観光地

リヴィウ州(Львiвська область) N49 50 43 E24 00 41.3 ※ ⇒ Google Map

リヴィウ(Львов) N49 51 00 E24 01 00 ※ ⇒ Google Map

リヴィウ市庁舎(Львiвська мiська рада) N49 50 31.1 E24 01 55 ※ ⇒ Google Map

オレスコ城(Олеський замок) N49 58 06.1 E24 54 03.1 ※ ⇒ Google Map

リヴィウ城塞(Львiвська Цитадель) N49 49 58 E24 01 28 ※ ⇒ Google Map

ピディーツィ城(Пiдгорецький замок) N49 56 33.8 E24 59 00.8 ※ ⇒ Google Map

聖ユーラ大聖堂(Собор Святого Юра) N49 50 19.2 E24 00 46.4 ※ ⇒ Google Map

アルメニア大聖堂(Вiрменський кафедральний) N49 50 35.9 E24 01 50.5 ※ ⇒ Google Map

ウクライナの世界遺産 一覧

Kiev Landscape

ウクライナの世界遺産 位置案内

ウクライナの世界遺産 位置案内 キエフ:聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群 リヴィウ歴史地区 シュトゥルーヴェの測地弧 ブコヴィナ・ダルマティアの主教座施設 古代都市「タウリカのヘルソネソス」とそのホーラ ポーランド、ウクライナのカルパチア地方の木造教会 カルパティア山脈など欧州各地のブナ原生林群

ウクライナ 渡航に応じた安全対策の目安情報。

外務省公表の「危険情報」は、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域に発出される情報。

ウクライナ 渡航に対する危険情報