世界遺産ツアーと世界遺産一覧：イギリスの世界遺産
ソルテアは、ロンドンの北西約２９０ｋｍ圏内、ウェスト・ヨークシャー（West Yorkshire）のブラッドフォード（Bradford）の北約６ｋｍ圏内、ウェストヨークシャーを流れるリバー・エアー（river Aire）河畔に位置、１９世紀中旬に建設された経済及び社会発展における重要な役割を演じた登録面積２０ｈａ、緩衝地帯１,０７８ｈａを占有する繊維産業の産業集落。
歴史的景観に優れたキュー王立植物園は、ロンドン南西部リッチモンド・アポン・テムズ区、テムズ川（River Thames）沿いに隣接、１８世紀から２０世紀の造園芸術を描画した登録面積１３２ｈａ、緩衝地帯３５０ｈａを占有する広大な植物園で多くの科学分野、特に植物学や生態学の進歩に貢献。
１９世紀中旬の鮮明なフィンランソロピック・パターナリズムに通じた印象的な産業経営を偲ばせるソルテアは、イングランドおよびそれ以降の国々の産業社会福祉および都市計画の発展に大きな影響を与え、調和のとれた高水準の建築構造物で構築された紡績工場、公共建築物、労働者住宅などの都市計画が残存。
大規模で統一された都市計画のソルト・ミル（Salts Mill）は、階層構造の社宅、食堂、会衆派教会、救貧院、病院、学校、ロバーツ・パーク（Roberts Park）が他の複合施設と比較して高度な建築技術を反映、ソルテアは、英国、米国、イタリアのクレスピ・ダッダ（Crespi d'Adda）を含んだその他の地域に類似の開発モデルを提供しています。
英語表記：Saltaire
所在地：イングランド、ウェストヨークシャー N53 50 21 W1 47 18（緯度 経度：度分秒）
登録基準 (ii)(iv) 2001年登録
テムズ川南西部沿いに広がる公園の敷地に設置されたキュー王立植物園は、国際的に有名な造園家チャールズ・ブリッジマン（Charles Bridgeman、1690年～1738年）、造園家および建築家ウィリアム・ケント（William Kent、1685年～1748年）、造園家ランスロット・ケイパビリティ・ブラウン（Lancelot Capability Brown、1716年～1783年）、建築家ウィリアム・チェンバーズ（William Chambers、1723年～1796年）、建築家ネスフィールド（Nesfield）における庭園設計の重要な時期を提示。
１７５９年の創業以来、キュー王立植物園は広範囲にわたる植物の保存及び記録文書に於いて非常に豊かな植物コレクションを数世紀にわたって収納、植物多様性、植物系統分類、応用植物学の研究に重要かつ中断のない貢献を果たし、世界各地に拡散したガーデン・アート、植物学の発展を結び付けるユニークな庭園景観の建物と植物コレクションが引き継がれています。
英語表記：Royal Botanic Gardens, Kew
所在地：イングランド、ロンドン自治区リッチモンド・アポン・テムズ区 N51 28 55 E0 17 38.5（緯度 経度：度分秒）
登録基準 (ii)(iii)(iv) 2003年登録
| 登録年度順 | 登録名 |
| １ | ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸 |
| ２ | ヘンダーソン島 |
| ３ | ゴフ島及びインアクセシブル島 |
| ４ | ドーセット及び東デヴォン海岸 |
| 登録年度順 | 登録名 |
| １ | セント・キルダ |
