ロンドンの東、テムズ川下流の湾曲部に位置する河港都市グリニッジは、登録面積109.5ha、緩衝地帯174.85haを占有、19世紀に栄華を極めた太陽の沈まぬ国・大英帝国を象徴するシンボルとして、商業、住宅地に流行の最先端を走り続けた歴史建造物が現存。
オークニー諸島の新石器時代遺跡中心地は、スコットランドの首都エディンバラの北約340km、ロンドンの北約860km圏内、スコットランド北海岸沖から約15km離れたベントランド海峡(Pentland Firth)を挟む島嶼群中、最大の島メインランド島(Mainland)に位置、この遠隔のへんぴな島に五千年前の主要な生活を描写する新石器時代の非常に保存状態の良い集落、大きな石室墳、周囲にヘンジを伴う2つのストーンサークル、多数の埋葬地および儀式遺構など、約6.6km離れて如実な文化的風景を表す登録面積15ha、緩衝地帯6.258ha占有する2つのエリアで構成。
テムズ川沿いの河港都市グリニッジは、2世紀間における王室後援を反映する17世紀のクイーンズ・ハウス(Queen’s House)アンサンブルの一部、当時の海員のための豪華なバロック様式の王立病院(Royal Hospital、グリニッジ病院)、1675年に設立された王立天文台など、ヨーロッパ建築発展の重要時期を代表する建築家イニゴー・ジョーンズ(Inigo Jones、1573年~1652年)、建築家クリストファー・レン(Christopher Wren 、1632年~1723年)を映し出す、17世紀と18世紀の大英帝国の芸術的、科学的努力を象徴する英国建築史上最も重要な建造物が造園家アンドレ・ル・ノートル(Andre Le Notre、1613年~1700年)により、1660年代に建設されたロイヤル・パークに囲まれ現存します。
英語表記:Maritime Greenwich
所在地:イングランド、ロンドン自治区グリニッジ N51 28 52.2 W0 0 13.6(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (i)(ii)(iv)(vi) 1997年登録
オークニー諸島の新石器時代遺跡中心地は、残存する北西ヨーロッパ、巨石文化のパラダイムを担う4つのストーンズ・オブ・ステネス(Stones of Stenness)の主要な立石、ヘンジ周囲の溝、土手、リング・オブ・ブロッドガー(Ring of Brodgar)に残存する36個の石、新石器時代と青銅器時代の13の墳丘、その周囲に見られるコメットストーンで知られた配石、マース・ハウ(Maeshowe)の大きな石室墓、スカラ・ブレイ(Skara Brae)と共にバーンハウス・ストーン(Barnhouse Stone)とウォッチ・ストーン(watch Stone)の狭い通路で結ばれた石造住宅の洗練された集落で構成。
新石器時代遺跡中心地を構成する4つのモニュメント、リング・オブ・ブロッドガー(Ring of Brodgar)、ストーンズ・オブ・ステネス(Stones of Stenness)、マース・ハウ(Maeshowe)、スカラ・ブレイ(Skara Brae)は、活動的な先史時代の信念と社会構造、物質的および精神的基準の具体的な証拠を提供する西ヨーロッパで最も重要な新石器時代の遺跡。
英語表記:Heart of Neolithic Orkney
所在地:スコットランド、オークニー諸島メインランド島
N58 59 45.8 W3 11 19.2(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (i)(ii)(iii)(iv) 1999年登録
登録年度順 | 登録名 |
1 | ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸 |
2 | ヘンダーソン島 |
3 | ゴフ島及びインアクセシブル島 |
4 | ドーセット及び東デヴォン海岸 |
登録年度順 | 登録名 |
1 | セント・キルダ |
グリニッジ(Gwynedd)