ノルウェー西海岸、首都オスロ(Oslo kommune)の西約305km圏内、ホルダラン県(Hordaland fylke)ベルゲン(Bergen)に位置するブリッゲンは、北欧で12世紀までに貿易の中心地として設立された最も古い港湾都市の一つ、中世の都市構造が維持されたカラフルなメルヘンタッチの建物が居並ぶ歴史的な旧市街地は、ブリッゲンがどのように機能したかを例示しています。
スターヴ(stave churches)教会の一つを構成するウルネスの木造教会は、首都オスロ(Oslo kommune)の北西約243km圏内、ソグン・オ・フィヨーラネ県(Sogn og Fjordane fylke)の壮大な風景が広がるソグネフィヨルド(Sognefjord)の断崖に位置、現存する古典的なバジリカ・プランに基づいて木材だけで建てられたスターヴ(木の支柱)教会は、中世、北西ヨーロッパの高度な技術で最も精巧に作り上げた木造建築タイプと称されています。
ハンザ同盟は、1350年、ハンザ同盟の商館をブリッゲンに設置、彼らは、徐々にブリッゲンの所有権を取得、国王によって付与された権限によって北部ノルウェーからの干物貿易を管理しました。
何世紀にもわたり数々の火災によって損傷を受けたブリッゲンは、以前の不動産構造と計画、建物技術に密接に従い、火災ごとに再建、海外にハンザ同盟の商館は合計4拠点確立されていますが、現在、唯一、ブリッゲンのみが面影を伝えています。
英語表記:Bryggen
所在地:ホルダラン県 N60 23 49.992 E5 19 23.016(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (iii) 1979年登録
索引された中世約1,300のステーヴ教会の中、現在28教会がノルウェーで保存され、ボルグンド・スターヴ教会(Borgund stave church)、ホッペルシュタ・スターヴ教会(Hopperstad stave church)、ヘッダール・スターヴ教会(Heddal stave church)のように一部は非常に大きく、反して他のトルポ・スターヴ教会(Torpo stave church)、ウンドレダール・スターヴ教会(Underdal stave church)などは小さな教会で、屋根自体がスカンジナビア諸国で広く普及した建設技術に従い屋根骨組みに板が張り付けられた屋根板で覆われています。
そのなか、最も古いステーヴ教会の一つであるウルネスの木造教会は、ステーヴ教会の傑出した代表作品と評され、立方体の柱頭及び半円形のアーチを持つ円柱の使用を特徴とするロマネスク石造建築の文面と空間構造を木で表現しています。
英語表記:Urnes Stave Church
所在地:ソグン・オ・フィヨーラネ県 N61 17 60 E7 19 59.988(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (i)(ii)(iii) 1979年登録
ソグン・オ・フィヨーラネ県(Sogn og Fjordane fylke) 主な行政区及び観光地
ソグン・オ・フィヨーラネ県(Sogn og Fjordane fylke) N61 20 00 E5 50 00 ※ ⇒ Google Map
レイカンゲル(Leikanger) N60 50 00 E7 07 00 ※ ⇒ Google Map
ウルネスの木造教会(Urnes Stave Church) N61 17 53 E7 19 21 ※ ⇒ Google Map
ソグネ・フィヨルド(Sognefjorden) N61 08 10 E6 11 30 ※ ⇒ Google Map
ネーロイ・フィヨルド(Nærøyfjord) N60 56 37 E6 55 53 ※ ⇒ Google Map
ノールフィヨルド(Nordfjord) N61 54 22.6 E5 59 29.6 ※ ⇒ Google Map
ヨステダール氷河国立公園(Jostedalsbreen National Park) N61 38′00 6 56′00 ※ ⇒ Google Map
ニガード氷河(Nigardsbreen) N61 40 39.6 E7 12 12.9 ※ ⇒ Google Map
ラバトネット湖(Lovatnet) N61 50 19 E6 56 01 ※ ⇒ Google Map
ティーン(Tyin) N61 17 18.8 E8 12 35.9 ※ ⇒ Google Map
外務省公表の「危険情報」は、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域に発出される情報。