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クロアチアの世界遺産ツアーには、古代宮殿、中世の要塞、大聖堂、美しい町並みの文化的景観、山地、湿地、草原、湖沼、カルスト地形に豊かな生物多様性を有するユニークな自然を巡る世界遺産ツアーががあります。
ヨーロッパ南東部、5ヶ国と国境を接し、バルカン半島に位置するクロアチアの世界遺産ツアーには、象徴的な地域伝統を表しヨーロッパ共通の慣習を示す墓所群「中世墓碑ステチュツィの墓所群」、繁栄した都市国家の防衛施設「15世紀から17世紀のヴェネツィア共和国防衛施設群」など、国境付近に散在する定住する人々が残した中世の墓碑に、要塞、大聖堂、教会が残る美しい町並みの文化的景観、アドリア海に点在する島々のユニークな自然美を巡る世界遺産ツアーががあります。

中世墓碑ステチュツィの墓所群 / 15世紀から17世紀のヴェネツィア共和国防衛施設群

中世墓碑ステチュツィの墓所群

ステチュツィは、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、モンテネグロ、セルビアの国境付近に点在する象徴的な地域伝統を表す中世墓碑群の名称。

現在のボスニア・ヘルツェゴビナ国境付近に約60,000、クロアチア約4,400、モンテネグロ約3,500、セルビア2,100、3,300以上が風変わりな地域に散在、90%以上が貧弱な状態におかれています。

15世紀から17世紀のヴェネツィア共和国防衛施設群

15世紀から17世紀のヴェネツィア共和国防衛施設群は、イタリアのロンバード地方から東部アドリア海沿岸、イタリア、クロアチア、モンテネグロ間の全長1,000km以上にまたがる、登録面積378.37ha、緩衝地帯1,749.62haを占有する15のイタリア防衛施設群で構成。

クロアチアの世界遺産(文化遺産):中世墓碑ステチュツィの墓所群
(Stećci Medieval Tombstones Graveyards)

位置案内:中世墓碑ステチュツィの墓所群

中世墓碑ステチュツィの墓所群

中世の墓碑ステチュツィは、12世紀中頃に姿を見せ、13世紀の第一段階、14世紀と15世紀で最盛期に達し、16世紀初期のオスマン帝国占領時に消滅。

4,000ステチュツィにおいて、選択された28のネクロポリス(共同墓地)含む、ボスニア・ヘルツェゴビナ22ヶ所、クロアチア2ヶ所、モンテネグロ3ヶ所、セルビア3ヶ所が世界遺産に登録されています。

英語表記:Stećci Medieval Tombstones Graveyards

所在地:クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、セルビア N43 5 31.97 E17 55 26.59(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (iii)(vi) 2016年

15世紀から17世紀のヴェネツィア共和国防衛施設群: スタート・ダ・テーラと西スタート・ダ・マール
(Venetian Works of Defence between the 16th and 17th Centuries: Stato da Terra - Western Stato da Mar)

15世紀から17世紀のヴェネツィア共和国防衛施設群

15世紀から17世紀のヴェネツィア共和国防衛施設群

スタート・ダ・テーラは、ヴェネツィア共和国を他の北西ヨーロッパ列強から保護、スタート・ダ・マールは、レヴァントへのアドリア海航路と港を保護しています。

これらはセレニッシマ(Serenissima)の拡大と権威を支えるために構築、火薬の導入は、軍事技術と建築の大きな転換をもたらし、近代の要塞設計に反映され、要塞はヨーロッパ全体に広がっています。

英語表記:Venetian Works of Defence between the 16th and 17th Centuries: Stato da Terra - Western Stato da Mar

所在地:クロアチア、イタリア、モンテネグロ

登録基準 (iii)(iv) 2017年

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クロアチアの世界遺産 位置案内

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