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ブルガリアの世界遺産ツアーには、紀元前の考古学的モニュメント、中世にフレスコ画で装飾された教会の文化的景観から山脈、平原、丘陵地帯が広がるユニークな自然を巡る世界遺産ツアーがあります。
黒海に面し、5ヶ国と国境を接するブルガリアの世界遺産ツアーには、半植物女人像柱及び彩色壁画を施した建築物でトラキア祭儀建築の基本的構造を反映する「スヴェシュタリのトラキア人の墳墓」など、紀元前の墳墓、装飾された中世の教会や修道院の文化的景観を巡る世界遺産ツアーがあります。

ブルガリアの世界遺産:スヴェシュタリのトラキア人の墳墓

スヴェシュタリのトラキア人の墳墓

スヴェシュタリのトラキア人の墳墓は、首都ソフィア(Sofia)の北東約295km圏内、ラズグラト州(Oblast Razgrat)イスペリフ市(Isperih)スヴェシュタリ(Sveshtari)近郊に位置。

1982年に発見された紀元前3世紀の墳墓は、キトンを取り巻く半人半植物のカリアティードなどが現存する登録面積647.6haを占有、トラキア祭儀建築の基本的構造原理を反映するユニーク構造の彩色レリーフを保持します。

ブルガリアの世界遺産(文化遺産):スヴェシュタリのトラキア人の墳墓
(Thracian Tomb of Sveshtari)

位置案内:トラキア人の墳墓

スヴェシュタリのトラキア人の墳墓

スヴェシュタリ近郊のトラキア人の墳墓は、顕著な普遍的価値を伝える古代と中世の建築物、要塞、霊廟及びオスマン王朝時のミナレットなど、様々な聖域が含まれた考古学保護区「Sborianovo」内に位置。

墳墓は、古代の地理学者に従いヘレニズム及びヒュペルボレオス世界と接触したトラキア文化を想起させ、セントラル・チャンバー壁面の10体の女性高浮彫像と地下埋葬室のルネット装飾が、トラキア国土で見つかった唯一の様式と評されています。

魅力的な色彩の黄土、茶色、青色、赤色、および薄紫色の色合いを加えた表現力豊かな構成の擬人化された支柱は、リチュアルダンス内で哀悼者を凍結する聖歌隊をイメージさせます。

英語表記:Thracian Tomb of Sveshtari

所在地:ラズグラト N43 40 0.012 E26 40 0.012(緯度 経度:度分秒)

登録基準  (i)(iii) 1985年登録

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