世界遺産ツアーと世界遺産一覧：ブルガリアの世界遺産
古代都市ネセバルは、首都ソフィア（Sofia）の東約３５０ｋｍ圏内、黒海沿岸のブルガス州（Oblast Burgas）岩肌の半島に位置。
３,０００年以上前のネセバルはトラキア人集落メネブリア（Menebria）、紀元前６世紀初期はギリシャの植民都市、現在は登録面積２７.１ｈａ、緩衝地帯１,２４５.６７ｈａを占有するヘレニズム時代の都市遺跡、アクロポリス、アポロ神殿、アゴラとトラキア要塞など、様々な時代の建造物が残存。
リラ修道院は、ブルガリア南西部、首都ソフィア（Sofia）の南約７０ｋｍ圏内のキュステンディル州（Oblast Kyustendil）、バルカン半島で最も高いリラ山地のリルスカ川（Rilska River）峡谷斜面上に位置、登録面積１０.７ｈａ、緩衝地帯１,２８９.７ｈａを占有する１０世紀に設立されたビザンチン様式の修道院。
ネセバルの古代都市は多数の文明が自然と調和、地域文化圏において数世紀続く統合された人間活動のユニークな痕跡を残す場所、バルカン半島、東部地中海地域全体で土地特有の異なる住宅建築の発展段階を反映。
都市構造は、古代から中世、紀元前２千年からの要素が含まれ、強制によって伝統的なビザンチン様式に変更された中世の宗教建築は、この時代の特徴的な彩色で装飾する陶芸美術を示しています。
古代都市ネセバルは、注目に値するキリスト教文化の精神的なハース（hearth）として数千年以上にわたり貢献。
英語表記：Ancient City of Nessebar
所在地：ブルガス州 N42 39 21.996 E27 43 48（緯度 経度：度分秒）
登録基準 (iii)(iv) 1983年登録
複雑な１０世紀の歴史でリラ修道院は、１１～１４世紀の中世時代、正教会地域の強い精神的、芸術的な中心となり、１５世紀～１９世紀後半のオスマン帝国の支配下では、帝国内すべてのキリスト教諸国の文化と芸術発展に影響を与え、建築、フレスコ画などでは、独創的な創作力でブルガリアの傑作を代表しています。
英語表記：Rila Monastery
所在地：キュステンディル、リラ N42 7 0 E23 23 60（緯度 経度：度分秒）
登録基準 (vi) 1983年登録
