世界遺産ツアーと世界遺産一覧：ブルガリアの世界遺産
ボヤナ教会は、１０世紀後半から１１世紀初頭に建設された東側教会、１３世紀初頭の第二次ブルガリア帝国時、セバストクラトール・カロヤン（Sebastocrator Kaloyan）の命により中央に建設された教会、１９世紀初頭、西側に追加建設された第３の教会による３つの建物で構成されています。
１２５９年に第二の教会を装飾したタルノヴォ派（Tarnovo school）に属する人物の作品と考えられる作者不明の有名なフレスコ画は、東ヨーロッパ中世美術の最も完全に保存された１つの例を示し、８９場面、２４０の人物像が描かれた全体は、中世絵画の最も重要なコレクションの１つとされています。
これらはビザンチン規範と解釈されながら、表現が特別な精神的表現力と活力を持ち、調和の取れた割合で描かれます。
英語表記：Boyana Church
所在地：ソフィア、ボヤナ地区 N42 38 60 E23 16 0（緯度 経度：度分秒）
登録基準 (ii)(iii) 1979年登録
ブルガリア北東部のマダラ村は、９世紀頃、ブルガリアがキリスト教に改宗する前の最初のブルガリア帝国の主要な聖地で、高さ１００ｍの崖に刻まれた騎士像は、ライオンの頭上で勝利した騎士の姿を表し、騎士像の横の碑文は、A.D.７０５年と８０１年の間に起こった出来事を伝える歴史資料の一部とされています。
碑文は、テルヴェル・ハーン（Tervel Khan、675年～721年）、クルム・ハーン（Krum Khan、755年～814年）、オムルタグ・ハーン（Omurtag Khan）治世に関する重要なイベントを記録した年代記とされています。
英語表記：Madara Rider
所在地：シュメン・マダラ N43 17 60 E27 8 60（緯度 経度：度分秒）
登録基準 (i)(iii) 1979年登録
主要都市及び主な観光地
シュメン州（Oblast Shumen） N43 15 00 E27 00 00 ※ ⇒ Google Map
シュメン（Shumen） N43 16 12 E26 55 28 ※ ⇒ Google Map
マダラ（Madara） N43 17 00 E27 06 00 ※ ⇒ Google Map
マダラの騎士像（Madara Rider） N43 16 38.7 E27 07 08.1 ※ ⇒ Google Map
シュメン・モニュメント（Shumen Monument） N43 15 42.8 E26 55 22.5 ※ ⇒ Google Map
シュメン要塞（Shumen fortress） N43 15 45.3 E26 53 40.4 ※ ⇒ Google Map
トンブルモスク（Tombul Mosque） N43 16 10.3 E26 54 35.9 ※ ⇒ Google Map
歴史資料館（Historical Museum） N43 16 12.8 E26 55 39.6 ※ ⇒ Google Map
プリスカの大バシリカ遺構（Голямата Базилика） N43 23 54.7 E27 08 18.9 ※ ⇒ Google Map
外務省公表の「危険情報」は、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域に発出される情報。
