世界遺産ツアーと世界遺産一覧：インドの世界遺産
南アジアに位置するインドには、「ル・コルビュジエの建築作品－近代建築運動への顕著な貢献－」、「アフマダーバードの歴史都市」などの建造物が世界遺産(文化遺産)として引き継がれています。
ル・コルビュジエの建築作品は、アメリカ建築家フランク・ロイド・ライト（Frank Lloyd Wright、1867年～1959年）、ドイツ出身アメリカ建築家ミース・ファン・デル・ローエ（Ludwig Mies van der Rohe、1886年～1969年）と並ぶトップ現代建築家の３人のうちの１人と見なされるスイス出身フランス建築家ル・コルビュジエ（Le Corbusier、1887年～1965年）の住宅や工場、礼拝堂など、７カ国に跨る１７の建築作品が世界遺産（文化遺産）に登録されています。
城壁のあるアフマダーバードの歴史都市は、アラビア海に面するサウラシュートラ半島（Kathiawar Peninsula）、海に囲まれたグジャラート州アフマダーバード（Ahmadabad）、サバーマティ川（Sabarmati river）東岸に位置、１５世紀にスルタン・アフマド・シャー（Sultan Ahmad Shah）によって設立され、登録面積５３５.７ｈａ、緩衝地帯３９５ｈａを占有する歴史都市。
ル・コルビュジエの建築作品に含まれる連邦直轄領の一つチャンディーガルは、ヒマラヤ山麓の丘陵地帯に位置、登録面積 約９８.４８ｈａ、緩衝地帯 約１,４０９.３８ｈａを占有するインド北西部パンジャーブ州の州都。
英語表記：The Architectural Work of Le Corbusier, an Outstanding Contribution to the Modern Movement
所在地：アルゼンチン、ベルギー、フランス、ドイツ、インド、日本、スイス N30 44 24 E76 47 24（緯度 経度：度分秒）
登録基準 (i)(ii)(vi) 2016年登録
アフマダーバードの歴史都市には、スルタン期の豊かな建築遺産バドラー要塞（Bhadra citadel）都市の壁や門、多数のモスクと墓、重要なヒンドゥー教及びジャイナ教寺院が残存。
都市構造は、バードフィーダーのような特徴的容貌を含んだ密集した伝統的な家屋、公共の井戸及び宗教施設など、門のある伝統的な街並みとなっています。
アフマダーバードは現在に至る、６世紀に跨り、グジャラート州の中心地として繁栄しています。
英語表記：Historic City of Ahmadabad
所在地：グジャラート州アフマダーバード N23 1 35 E72 35 17（緯度 経度：度分秒）
登録基準 (ii)(v) 2017年登録
| 登録年度順 | 登録名 |
| １ | カジランガ国立公園 |
| ２ | マナス野生動物保護区 |
| ３ | ケオラデオ国立公園 |
| ４ | スンダルバンス国立公園 |
| ５ | ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園 |
| ６ | 西ガーツ山脈 |
| ７ | 大ヒマラヤ国立公園 |
| 登録年度順 | 登録名 |
| １ | カンチェンジュンガ国立公園 |
