北アメリカに位置するカナダの世界遺産には、氷河によって削られた地形に自然の美しさと北米大陸の東海岸に沿って大陸移動過程の国際的重要な実例を提示する「グロス・モーン国立公園」、人々を魅了する世界最長、最も壮大な氷河がアラスカからカナダに広がる世界最大規模の自然保護区「クルエーン/ランゲルーセント・エライアス/グレーシャー・ベイ/タッチェンシニー・アルセク」など、地球史の大陸移動や造山運動によって形成された高く聳える山頂に淡水フィヨルドや氷河、湖、河川、深く切り込んだ渓谷と非常に美しい風景を提供する自然遺産が引き継がれています。
カナダの首都オタワの北東、約1,440km 圏内、ニューファンドランド・ラブラドール州(Newfoundland and Labrador)ニューファンドランド島グレート・ノーザン半島に位置するグロス・モーン国立公園は、プレートテクトニクスの若干いくつかの最高例を提示。
比較的小さな古典的地域内に面積1805k㎡ を占有するグロス・モーン国立公園は、途方もない地球史の地殻運動に関してユニークな明快さを提示するプレートテクトニクスの模範的な例と称されています。
クルエーン/ランゲル-セント・エライアス/グレーシャー・ベイ/タッチェンシニー-アルセクは、カナダの首都オタワの北東、カナダ・ユーコン準州南西部、ブリティッシュ・コロンビア州北西部と米国アラスカ州南東部の境界に跨る世界最大規模の自然保護区。
現在のグロス・モーン国立公園の全体的な岩石は、北米東海岸に沿った大陸移動プロセスの国際的重要な実例を提示するプレートテクトニクスの理解と古代山脈ベルトの地質学的進化の知識量に大きく貢献しています。
この地域は、プレートテクトニクスの作用を介して古代の海と北米東部の古代大陸がずれで破壊され、山脈を形成する隆起が行われた地質学的イベントのプロセスを描写するために十分な大きさと称されています。
参照:地球の科学、⇒ プレートテクトニクス
英語表記:Gros Morne National Park
所在地:ニューファンドランド・ラブラドール州 N49 36 45 W57 31 53(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (vii)(viii) 1987年登録
ニューファンドランド・ラブラドール州(Newfoundland and Labrador) 観光地
ニューファンドランド・ラブラドール州(Newfoundland and Labrador) N53 08 59.5 W57 39 44.0 ※ ⇒ Google Map
グロス・モーン国立公園(Gros Morne National Park) N49 39 07.5 W57 45 21.3 ※ ⇒ Google Map
カナダとアメリカ合衆国との境界線に沿ったクルエーン国立公園保護区、ランゲルーセント・エライアス国立公園、グレイシャー・ベイ国立公園、タッチェンシニー・アルセク公園の保護された3つの国立公園と1つの州立公園から構成された自然遺産は、登録面積98,391.21k㎡を占める世界最大の無極性大氷原で、世界最長、最も壮大な氷河のいくつかの例を含みます。
英語表記:Kluane / Wrangell-St Elias / Glacier Bay / Tatshenshini-Alsek
所在地:カナダ、アメリカ合衆国 N61 11 51.3 W140 59 31.1(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (vii)(viii)(ix)(x) 1979年登録、1992年、1994年拡張
登録年度順 | 登録名 |
1 | ランス・オ・メドー国定史跡 |
2 | スカン・グアイ |
3 | ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ |
4 | ケベック旧市街の歴史地区 |
5 | ルーネンバーグ旧市街 |
6 | リドー運河 |
7 | グラン・プレの景観 |
8 | レッドベイのバスク人捕鯨基地 |