世界遺産ツアーと世界遺産一覧：ブラジルの世界遺産
イグアス国立公園は、ブラジル南部、首都ブラジリア（Brasilia）の南西約１,２９０ｋｍ圏内、ブラジルのパラナ州（Estado de Parana）、アルゼンチンのミシオス州（Provincia de Buenos Aires）との国境沿いに登録面積５５０ｋｍ² を占有、美しい自然の中に世界３大の滝のひとつイグアスの滝を保持します。
ディスカヴァリー・コースト大西洋岸森林保護区群は、ブラジル北東部大西洋沿岸、首都ブラジリア（Brasilia）の西約９３０ｋｍ圏内、バイーア州（Estado da Bahia）とエスピリト・サント州（Estado do Espirito Santo）に跨る登録面積１１１９.３ｋｍ²を占有する森林保護区、ポルトガルの探検家ペドロ・アルヴァレス・カブラル（Pedro Alvares Cabral、1467年 or 1468年～1520年）がブラジルを発見したゆかりの地。
先住民族の「大いなる水」にちなんで後に命名されたこの川の形状は、２公園の中心付近で大きくＵ字形を形づくり、公園から２５ｋｍ離れた下流域の大河パラナ川に流入する前にアルゼンチンとブラジルの国境を形成。
美しい壮大な自然を維持する大滝は、イグアスまたはイグアス川の約３ｋｍの幅に渡って並び、視覚的かつ音響的に約８０ｍ高さを垂直に落下、印象的に飛沫する霧状の大きな雲を発生させ、多くの川島と周囲の河川森林を恒久的に浸し、緑豊かな亜熱帯の植物が茂る湿度の高い微気候を形成、多様な動植物を育んでいます。
イグアス国立公園は、ブラジル及びアルゼンチンの国際、かつ国内主要観光地として重要な役割は果たしています。
英語表記：Iguaçu National Park
所在地：パラナ州 S25 40 59.988 W54 25 59.988（緯度 経度：度分秒）
登録基準 (vii)(x) 1986年登録
バイーア州の南海岸とエスピリト・サント州の北部海岸の間に位置するディスカヴァリー・コースト大西洋岸森林保護区群は、代表的な大西洋森林の密集した熱帯雨林及び沿岸潅木植生タイプに関連した別々の８つの保護区域、モンテ・パスコアル国立公園（Parque Nacional do Monte Pascoal）、パウ・ブラジル国立公園（Parque Nacional do Pau Brasil）、ディスカバリメント国立公園（Parque Nacional do Descobrimento）の３つの国立公園とウナ生物保護区（Una Biological Reserve）、ソーレタマ生物保護区（Sooretama Biological Reserve）の２つの生物保護区、及びヴェラクルス（Veracruz）、CEPLAC（カカオ試験公社）のパウ・ブラジル（Pau Brasil）、リニャレシュ（Linhares）の３つの特別保護区から構成されています。
英語表記：Discovery Coast Atlantic Forest Reserves
所在地：バイーア州、エスピリト・サント州
S16 30 0 W39 15 0（緯度 経度：度分秒）
登録基準 (ix)(x) 1999年登録
| 登録年度順 | 登録名 |
| １ | イグアス国立公園 |
| ２ | ディスカヴァリー・コースト大西洋岸森林保護区群 |
| ３ | サウス-イースト大西洋岸森林保護区群 |
| ４ | 中央アマゾン保全地域群 |
| ５ | パンタナール保全地域 |
| ６ | ブラジルの大西洋諸島：フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁保護区群 |
| ７ | セラード保護地域群：ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園 |
