南ラグーンのロックアイランド群は、西太平洋、ミクロネシア島嶼群の一つ、パラオ諸島のバベルダオブ島の南、パラオの首都マルキョクの南西約45km、パラオ最大の都市コロールの南西20km、バリアリーフで保護された海洋ラグーン内に点在する大規模および小規模森林に覆われた無数の島々から構成され、登録面積1,640km²を占有。
大規模な海洋敷地を保持する南ラグーンのロックアイランド群は、明確な境界を持ち、サンゴ礁や海洋生息地の多様性、火山活動による隆起や天候など、長い年月をかけ風雨と植生によって形成された445のサンゴ石灰岩の島々によって特徴付けられています。
南ラグーンのロックアイランド群の自然環境は、緑豊かな陸上に、種の生息地の複雑さをもたらす淡水湖及び海水湖からなる52の海洋湖が集中、比較的限られた領域内に多様な生息地があり、厳しい状況に立たされた多くの固有種や絶滅危惧種の保護及び新種の発見を継続させています。
迷路のようなドーム状の緑色のロックアイランド群には世界のどの場所よりも並はずれて海洋湖が多く、発達したサンゴ礁にターコイズブルーのラグーンに浮かんでいる見える審美的な美しさを披露し続け、訪れる人々を魅了しています。
英語表記:Rock Islands Southern Lagoon
所在地:パラオ N7 14 48.93 E134 21 9 (緯度 経度:度分秒)
登録基準 (iii)(v)(vii)(ix)(x) 1984年登録
登録年度順 | 登録名 |
1 | 南ラグーンのロックアイランド群 |
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