ビキニ環礁核実験場は、登録面積735km²、緩衝地帯1,304km²を占有するマーシャル諸島共和国の首都マジュロ(マジュロ環礁)北西約840km圏内に位置、第二次世界大戦後の旧ソ連邦との冷戦を契機に、米国は太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁で核実験を再開することを決め、地元住民を移住させた後、1946年から1958年まで、初の水爆実験を含む、マーシャル諸島の全ての核実験の累積的な爆発力が、広島原爆の7,000倍に相当する数十回の核実験を実施しています。
広島と長崎への核爆弾の使用に続き、ビキニ環礁の核実験場は、人類が「核の時代」に突入したことを証言しています。
英語表記:Bikini Atoll Nuclear Test Site
所在地:マーシャル諸島共和国 N11 35 60 E165 22 50 (緯度 経度:度分秒)
登録基準 (iv)(vi) 2010年登録
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