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イギリスの世界遺産ツアーには、先史時代の巨石遺跡、国王一家が居住する威風堂々の宮殿、中世に創立された大聖堂、山地、湖水、急峻な岸壁が広がる風光明媚な自然を巡る世界遺産ツアーがあります。
ヨーロッパ北西岸に位置するイギリスの世界遺産ツアーには、北欧からアメリカへの移民、奴隷貿易を含む大衆活動の主要な港として大英帝国の発展に重要な役割を果たした交易地のひとつ「リヴァプール-海商都市」、産業革命に多大な貢献を果たし、世界各国の鉱山業に影響を与えた「コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観」など、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の歴史を物語る海商都市、19世紀の鉱業活動を国際的に大きく影響した建造物群、自然と調和する風光明媚な農村風景を巡る世界遺産ツアーがあります。

イギリスの世界遺産:リヴァプール-海商都市 / コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観

リヴァプール-海商都市

リヴァプール(Liverpool)は、ロンドンの北西約290km圏内、アイリッシュ海(Irish Sea)と合流するマージー川(river Mersey)河口、イングランド北西部マージーサイド(Merseyside)に位置、近代的なドック技術、輸送システムと港湾管理、及び建築のパイオニアとして、北欧からアメリカへの移住者、奴隷を含む大衆活動の主要港となり大英帝国の繁栄に歴史的重要な役割を果たした登録面積136ha、緩衝地帯750.5haを占有する海洋商業都市。

コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観

コーンウォール(Cornwall)とウェストデヴォン(west Devon)は、イングランド南西部、ロンドンの南西約400km圏内、サウス・ウェスト・イングランド(South West England)に位置、両地域に跨る特色は、18世紀から19世紀に銅とスズの深い採掘によって再形成された197.19km² を占有する鉱山景観。

イギリスの世界遺産(文化遺産):リヴァプール-海商都市
(Liverpool - Maritime Mercantile City)

リヴァプール-海商都市

リヴァプールは、18世紀、大西洋を横断する奴隷貿易の主要な商業港となり、19世紀には、ヨーロッパからアメリカへの集団移民、一般的貨物の貿易センターとして世界貿易に大きな意義を持つ英連邦主要港の一つに成長、大英帝国覇権統治における商業港最大の役割を担っています。

18世紀、19世紀および20世紀初頭における世界の主要な貿易センターの一つに発展したリヴァプールには、繁栄を支えた歴史的中心部とドックランズ(docklands)の6つのエリア内に重要な商業、市民及び公共建築物が残存します。

リバプール・ウォーターフロント(Liverpool Waterfront)に位置する主要な3つの建築物、ロイヤル・リバー・ビルディング(Royal Liver Building)、キュナード・ビルディング(Cunard Building)、ポート・オブ・リヴァプール・ビルディング(Port of Liverpool Building)が林立するピア・ヘッド(Pier Head)を含む、ドックエリアの倉庫、ドック・ウォール、カナル・システムの遺物、ドック及び港湾活動に関連した他の施設、商業エリアの海運事務所、物産取引所、海上保険事務所、銀行、内陸倉庫、商人住宅、セント・ジョージ・プラトー(St. George's Plateau)等の文化的な記念碑及び市民建築物が海港都市の面影を残しています。

英語表記:Liverpool - Maritime Mercantile City

所在地:イングランド、リヴァプール N53 24 24 W2 59 40(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (ii)(iii)(iv) 2004年登録

イギリスの世界遺産(文化遺産):コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観
(Cornwall and West Devon Mining Landscape)

コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観

コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観

18世紀から20世紀にかけ、金属鉱物の全体的な開発の一環として共通の独自性を共有する理路整然した文化的景観を形成するコーンウォールとウェストデヴォンは、新市街、村、鉱山、蒸気機関小屋、蒸気口、港、人工水路、鉄道、トロッコ坑道、小自作農地など、採掘に関連する産業の長期的発展と革新革新を反映、広範な敷地構成は、最も重要な産業で社会的影響が発生した1700年から1914年に跨り、コーンウォールとデヴォン鉱区の歴史的に最も確実で重要な構成要素として英国の産業革命に貢献。

コーニッシュ(Cornish)とウェスト・デボン(West Devon)の鉱山で開発された技術とインフラは、後の銅、錫、ヒ素の世界的な需要を支配、19世紀における世界中の鉱業活動に大きな影響を及ぼしています。

英語表記:Cornwall and West Devon Mining Landscape

所在地:コーンウォール、デヴォン N50 8 10 W5 23 1(緯度 経度:度分秒)

登録基準  (ii)(iii)(iv) 2006年登録

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