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ルーマニアの世界遺産ツアーには、中世の城塞都市、農村風景と調和する教会群及び修道院などの文化的景観、多様な野生動物が生息するデルタ地帯にブナ原生林の自然景観を巡る世界遺産ツアーがあります。
5ヶ国と国境を接するルーマニアの世界遺産ツアーには、美しい街並みが残る中世の城塞都市「シギショアラ歴史地区」、異なる時代に異なる地域の異なる建築様式で築き上げられた木造建築の教会群「マラムレシュ地方の木造教会群」など、トランシルヴァニア・ザクセン人が築いた中世の城塞都市や豊かに装飾された中世の木造教会に宗教美術品が保存された文化的景観を巡る世界ツアーがあります。

ルーマニアの世界遺産:シギショアラ歴史地区 / マラムレシュ地方の木造教会群

シギショアラ歴史地区

シギショアラ歴史地区は、ルーマニア中央、首都ブカレスト(București)の北西約230km圏内、トランシルヴァニア地方ムレシュ県(Județul Mureș)シギショアラ(Sighişoara)に位置、登録面積33ha、緩衝地帯145haを占有する中世中央ヨーロッパの重要な軍事、商業の中心地として繁栄した美しい街並みが残存。

マラムレシュ地方の木造教会群

マラムレシュ地方の木造教会群は、ウクライナと国境を接するルーマニア北部、首都ブカレスト(București)の北西約420km圏内、トランシルヴァニア地方マラムレシュ県(Județul Maramureş)ブルサナ(Bârsana)、デセシュティ(Desești)、イエウッドゥ(Ieud)、シシェシュティ(Șișești)、ポイエニレ・イゼイ(Poienile Izei)、トゥルグ・ラプシュ(Târgu-Lăpus)、ブデシュティ(Budești)に位置する8つの教会群。

ルーマニアの世界遺産(文化遺産):シギショアラ歴史地区
(Historic Centre of Sighişoara)

位置案内:シギショアラ歴史地区

シギショアラ歴史地区は、ラテン本位の中央ヨーロッパ文化と南東ヨーロッパ・ビザンチン文化の境界域にあるトランシルヴァニア・ザクセン文化を例証する小さな要塞都市、850年近いドイツ人入植者の影響を受けた中世の美しい街並みを保存。

13世紀中頃のモンゴル帝国、15、16世紀のオスマン帝国の脅威に備えた大きな都市シビウ(Sibiu)、ブラショフ(Brașov)などのように、ザクセン国境上に位置するこの都市は、中世ドイツの典型的な建築物が大部分引き継がれ、歴史的な初期の建築様式が存在。

現存する建造物に、市の南東に位置する高さ64mのランドマーク・時計塔(Clock Tower)、山上教会(Biserica din Deal、Sf. Nicolae)など、多数の建造物が点在。

英語表記:Historic Centre of Sighişoara

所在地:トランシルバニア地方 ムレシュ県 N46 13 4 E24 47 32(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (iii)(v) 1999年登録

ルーマニアの世界遺産(文化遺産):マラムレシュ地方の木造教会群
(Wooden Churches of Maramureş)

マラムレシュ地方の木造教会群

Wooden Churche

位置案内:マラムレシュ地方の木造教会群

トランシルヴァニア北部、マラムレシュ県に位置する木造教会群は、現存する正教会、まれにギリシア正教会も存在する地域の異なる時代の異なる建築ソリューションを保持。

木造教会群は、建物の西端にスリムな鐘楼を備えた高度な木材建築で、これらは、ルーマニア北部、豊かな森が育む山岳地域の特徴的な文化景観を表現。

マラムレシュは、自治的に伝統を持つルーマニアでよく知られた地域の1つ、保存の良い村落の木造教会、伝統的な生活様式、地元の色彩に富んだ 衣装は、ヨーロッパの生きた博物館のように見出すことができます。

英語表記:Wooden Churches of Maramureş

所在地:トランシルバニア地方ブルサナ、デセシュティ、イエウッドゥ、シシェシュティ、ポイエニレ・イゼイ、トゥルグ・ラプシュ、ブデシュティ N47 49 15 E24 3 21(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (iv) 1999年登録

ルーマニアの世界遺産 一覧

Romania Landscape

ルーマニアの世界遺産 位置案内

ルーマニアの世界遺産 位置案内 モルドヴィア地方の教会群 ホレズ修道院 トランシルヴァニア地方の要塞教会群のある集落 オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群 シギショアラ歴史地区 マラムレシュ地方の木造教会群 ドナウ・デルタ カルパティア山脈など欧州各地のブナ原生林群