リガは多くの歴史的イベント及びヨーロッパ諸国のための会合場所であり、また、何世紀にも亘り、欧州の貿易と文化的ルートの交差点として東西国境の歴史進展に影響を与えた西欧歴史の生きた実例と称されています。
シュトルーヴェの測地弧は、ノルウェーのハンメルフェスト(Hammerfest)からスウェーデン、ベラルーシ、エストニア、フィンランド、ラトビア、リトアニア、モルドバ共和国、ロシア連邦、ウクライナのスタラ・ネクラシウカ(Stara Nekrasivka)まで、 10ヶ国を通過、2820km以上にまたがる子午線測量のために設置された三角点群。
1201年、港町として設立されたリガは、13世紀から15世紀にかけ東欧ハンザ同盟の拠点の一つであったが、その初期建造物のほとんどが火災や戦争によって消失。
都市計画及び建築が最新のトレンドに対応した近代的な都市としてリガは再建、中世の旧市街は、開発過程で実際のニーズに合致させ、その時代の繁栄を表す整合性を維持しています。
英語表記:Historic Centre of Riga
所在地:リガ市 N56 57 15.012 E24 7 0.012(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (i)(ii) 1997年登録
地球の大きさや形状は、紀元前4世紀頃から自然科学の最重要課題の1つとされていましたが、16世紀に進展した「三角測量」と呼ばれる測量システムは、地球の大きさと形状を決定する能力を向上させています。
ドイツ系ロシア人天文学者フリードリヒ・ゲオルク・ウィルヘルム・シュトルーヴェ(Friedrich Georg Wilhelm Struve、1793年~1864年)の指揮のもと、数人の学者(測量士)により1816年から1855年に実施され、長距離にわたる調査で、測地学において子午線を初めて正確に測量。
英語表記:Struve Geodetic Arc
所在地:フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、ベラルーシ、エストニア、モルドバ、ラトビア、リトアニア、ロシアに跨る共有資産 N59 3 28 E26 20 16(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (ii)(iii)(vi) 2005年登録
ラトビアの三角点位置及び座標
イェーカブピルス(Jēkabpils):N56 30 05 E25 51 24 ※ ⇒ Google Map
Sausnēja:N56 50 24 E25 38 12 ※ ⇒ Google Map
各国の三角点位置及び座標、ロシアの世界遺産シュトルーヴェの測地弧
登録年度順 | 登録名 |
1 | リガ歴史地区 |
2 | シュトルーヴェの測地弧 |
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