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スリランカの世界遺産ツアーには、歴史を物語るインド亜大陸に栄えたスリランカ古代王朝の王宮、要塞跡の古墳群や仏教関連の寺院建造物、近代植民地政策の町並みなどの文化遺産があります。

南アジアに位置するスリランカには、西洋の植民地支配で独特の発展をとげた「ゴール旧市街とその要塞群」、信仰の対象として2千年以上の歴史ある石窟寺院「ダンブッラの黄金寺院」など、植民地支配の町並みや歴史ある宗教建造物が世界遺産(文化遺産)として引き継がれています。

スリランカの世界遺産:ゴール旧市街とその要塞群 / ダンブッラの黄金寺院

ゴール旧市街とその要塞群

ゴール旧市街とその要塞群は、スリランカ・南部州、コロンボの南西に位置する港町、西洋の植民地支配で、城塞をもつ貿易港として、独特の発展をとげてきた町並みが点在。

中国、ペルシャ、アラブなど様々な国の商人が訪れる国際都市だったゴールは、16世紀初め、ポルトガルの侵攻により始まる植民地政策の風貌が現在に引き継がれ、中世ヨーロッパ都市の町並み、兵舎や倉庫が並ぶ要塞跡が当時のゴールを偲ばせます。

ダンブッラの黄金寺院

ダンブッラの黄金寺院は、北中部州・アヌラダーブラの南に残されたスリランカ仏教の石窟寺院で、5つの石窟から形成されています。

岩山の頂上付近の自然の洞窟に築かれた石窟寺院は、仏教徒の巡礼地として紀元前1世紀以来、信仰の対象とされています。

スリランカの世界遺産(文化遺産):ゴール旧市街とその要塞群
(Old Town of Galle and its Fortifications)

位置案内:ゴール旧市街とその要塞群

ゴール旧市街とその要塞群

ゴール旧市街とその要塞群は、16世紀にポルトガルよって築かれ、大英帝国の侵攻以前、オランダ植民地時代の18世紀に大きく発展。

西洋諸国の植民地政策で築かれた城塞都市は、国境を超えたヨーロッパの建築様式と南アジア伝統との相互作用を示す典型的な例とされています。

近年のゴールは、国際的に浸透した町で、多数派は占めるシンハラ人の他、アラブ商人の末裔など、外国人の住居、別荘が多数存在しています。

英語表記:Old Town of Galle and its Fortifications

所在地:南部州ゴール N6 1 17 E80 13 7(緯度 経度:度分秒)

スリランカの世界遺産(文化遺産):ダンブッラの黄金寺院
(Golden Temple of Dambulla)

位置案内:ダンブッラの黄金寺院

ダンブッラの黄金寺院の第1窟には、長さ14mに及ぶ横臥仏像が横たわり、最も古い第4窟には涅槃仏が祀られ、第2窟には50数体の仏像とともに、シンハラ族とタミル族の数千年にも及ぶ長い歴史の紛争の様子が、極彩色豊かに描かれています。

第3窟は、キャンディ王国時代の壁画ともに、50体の仏像と1体の王の像が祀られています。

英語表記:Golden Temple of Dambulla

所在地:北中部州(セントラル州マタレ) N7 51 24 E80 38 57(緯度 経度:度分秒)

スリランカの世界遺産 一覧

スリランカの世界遺産(文化遺産) 登録リスト

登録年度順 登録名 登録区分
聖地アヌラーダプラ 文化遺産
古代都市ポロンナルワ 文化遺産
古代都市シギリヤ 文化遺産
聖地キャンディ 文化遺産
ゴール旧市街とその要塞群 文化遺産
ダンブッラの黄金寺院 文化遺産

スリランカの世界遺産(自然遺産) 登録リスト

登録年度順 登録名 登録区分
シンハラジャ森林保護区   自然遺産
スリランカ中央高原 自然遺産