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インドの世界遺産には、熱帯広葉樹林、熱帯常緑林などが広がる風光明媚な景観と、生物多様性の豊かな環境化に独特な希少動物が含む、多種多様な動物が生息する自然遺産が引き継がれています。

南アジアに位置するインドには、低地から高地まで独特な生態系を維持する山岳地帯に多様な動植物が混在、多くの固有動植物種が生息、生育する「カンチェンジュンガ国立公園」が世界遺産(複合遺産)として引き継がれています。

インドの世界遺産:カンチェンジュンガ国立公園

カンチェンジュンガ国立公園

インド北部、シッキム州に位置するカンチェンゾンガ国立公園は、登録面積1784km²、緩衝地帯1147.12km²を占有する敷地は、特有な低地多様性に世界中すべての保護領域で最も広域な高度範囲の1つを示す7km以上(標高1,220m~8,586m)の驚異的な急斜面の峡谷、世界で三番目に高く素晴らしい雪化粧のカンチェンゾンガ山(Mt.Khangchendzonga)、26kmの長いジーミュー・グレイシャー(Zemu Glacier)を含む数多くの湖や氷河が不毛な高地に点在。

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インドの世界遺産(複合遺産):カンチェンジュンガ国立公園
(Khangchendzonga National Park)

位置案内:カンチェンジュンガ国立公園

ヒマラヤはここで最も狭く、様々な環境区域間の特性を特徴付ける非常に険しい地形を形成、カンチェンジュンガ国立公園の保全地域は、ヒマラヤの世界的生物多様性ホットスポット内にあり、亜熱帯から高山生態系の卓越した範囲を例示します。

カンチェンジュンガ国立公園は、シッキム州の25%をカバーする世界的生物多様性保全の重要な山脈内に位置、インドで最も重要な生物多様性のひとつに挙げられ、中央アジア山岳地帯に記録されている植物や哺乳類の密度が最も高く、固有種に珍しい絶滅危惧種の植物及び動物、数多くの鳥類の生息地となっています。

カンチェンジュンガ国立公園6,000m以上の高峰、20の景勝地の一つ、西境界に跨る地球上で3番目に高いカンチェンゾンガ峰(標高8,586m)が位置、高く無傷な原生林に覆われた森林限界の植生帯に、高く険しい山岳の組み合わせは、風光明媚な自然景観を提供。

英語表記:Khangchendzonga National Park

所在地:シッキム州 N27 45 53 E88 22 38(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (iii)(vi)(vii)(x) 2016年登録

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