スチール枠組みの上に薄く鋼板を張り付けた骨組みで製作された中空の女神像は、マンハッタンの南、ニューヨーク港の入口に建ち、遺産登録面積5ha占有する境界内は、自由を求める傑出した万国共通の真価を表現するために必要すべての要素が所在しています。
チャコ文化国立歴史公園は、米国の首都、ワシントンD.C.(Washington, D.C.)の西、約2,740km、ニューメキシコ州(State of New Mexico)の州都、サンタフェ(Santa Fe)の北西、約190km 圏内に位置。
プエブロ民族は、約2,000年以上にわたり、アメリカ合衆国南西部の広大な地域を領有、プエブロ文化最大の中心地チャコ・キャニオンは、850年~1250年にかけ、先祖代々フォーコーナーエリアの政治、経済及び儀礼の中心として繁栄していました。
自由の女神像は、エッフェル塔を設計したフランス人技師ギュスターヴ・エッフェル(Gustave Eiffel、1832年~1923年)とフランス人彫刻家フレデリク・バルトルディ(Frederic Bartholdi、1834年~1904年)の共同製作により、1876年、アメリカ独立百周年に2国間の歴史的な同盟関係を主張する意図でフランスより寄贈されています。
像高46m、台座47m、全高93m、王冠7つの突起は、7つの大陸と7つの海に自由が広まることを示し、独裁政治を象徴する壊れた鎖を踏みつけ、高く掲げられた右手には自由を象徴する松明、左手には独立宣言書を抱えた象徴的なデザインとなっています。
アメリカ人建築家リチャード・モリス・ハント(Richard Morris Hunt、1827年~1895年)によってデザインされた台座に、1886年の設置以来、米国は数百万人もの移民を迎え入れ、そのデザインと建設は、19世紀当時の最も大きな技術的成果の一つで、芸術と工学間の橋渡しと認識されています。
自由の女神像は、自由、平和、人権、民主主義理想の熟考、議論、抗議を示唆する強力なシンボルであり、アメリカ合衆国の重要な文化遺産として、年間約数百万人の来訪者を集める有名な観光地となっています。
英語表記:Statue of Liberty
所在地:ニューヨーク州ニューヨーク N40 41 22 W74 2 41(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (i)(vi) 1984年登録
チャコ文化は、コロンブス以前の9世紀中頃から13世紀初期、現在の米国南西部の広大な地域を占有した文化的複合体の優れた要素を保存するニューメキシコ北西部の遺跡ネットワーク。
チャコの注目すべき記念碑的な公共および祭事建築物の特徴的な建築は、以前、以後に建設された互いに異なる古代都市の儀礼センターがが残存、世界遺産用地は、チャコ文化国立歴史公園のほか、土地管理局によって管理されたアステカ遺跡国定公園など、いくつかの小さなチャコ遺跡が含まれています。
英語表記:Chaco Culture
所在地:ニュー・メキシコ州 N36 3 49.6 W107 58 15(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (iii) 1987年登録
登録年度順 | 登録名 |
1 | メサ・ヴェルデ国立公園 |
2 | 独立記念館 |
3 | カホキア墳丘群州立史跡 |
4 | プエルトリコのラ・フォルタレサとサンフアン歴史地区 |
5 | 自由の女神像 |
6 | チャコ文化国立歴史公園 |
7 | シャーロッツビルのモンティチェロとバージニア大学 |
8 | プエブロ・デ・タオス |
9 | パーヴァティ・ポイントの土構造物群 |
10 | サン・アントニオ伝道施設群 |