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セントルシアの世界遺産には、カリブ海を覗く陸上、沿岸の風光明媚な自然に、多様な生物が生息する緑豊かな2つの山岳岩栓から構成された自然保護区ピトンズ・マネジメント・エリアが引き継がれています。
西インド諸島のウィンドワード諸島に位置するセントルシアの世界遺産には、セントルシアの景観を支配するグロス・ピトン山、プティ・ピトン山が独特のランドマークを提供、陸上の亜熱帯林と熱帯林の緑豊かな森林、沿岸の珊瑚礁に多様な海洋性生物が生息する「ピトンズ・マネジメント・エリア」の自然遺産が引き継がれています。

セントルシアの世界遺産:ピトンズ・マネジメント・エリア

ピトンズ・マネジメント・エリア

ピトンズ・マネジメント・エリアは、西インド諸島セントルシア島南西部、セントルシアの首都カストリーズの南約25km圏内スフリエール(Soufriere)の町近くに位置、登録面積29.09km² を占有するスフリエール火山(Soufriere Volcanic)として地質学者に知られている火山系内のグロス・ピトン(Gros Piton、海抜771m)、プティ・ピトン(Petit Piton、海抜743m)の2つの侵食された成層火山の複合体、硫黄噴気孔、温泉の出る地熱地帯が含まれています。

セントルシアの世界遺産(自然遺産):ピトンズ・マネジメント・エリア
(Pitons Management Area)

位置案内:ピトンズ・マネジメント・エリア

ピトンズ・マネジメント・エリアのグロス・ピトンとプティ・ピトンの溶岩ドームの火山景観は、累積ドーム、爆発クレーター、軽石や灰などの火砕堆積物、溶岩流など、さまざまな火山性の特徴を持ち、全体的に、これらは地殻プレートの沈み込みに関連した複合火山の火山活動史を例示しています。

海から700m以上の急激な高さに上昇する森林に覆われた火山溶岩ドームであるピトンは、船員に特徴的なランドマークを提供、緑の熱帯植物を背景に海岸の前景と組み合わせた様々な地形がこの地域に驚くほどの自然景観をもたらし、島のほぼすべてから眺望できる視覚的なインパクトと美的品質を引き出すセントルシアの風景を支配しています。

英語表記:Pitons Management Area

所在地:セントルシア N13 48 25.5 W61 4 13.3(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (vii)(viii) 2004年登録

セントルシア 観光地

セントルシア(Saint Lucia):所在地 セントルシア(Saint Lucia) N13 54 34.1 W60 58 42.4 ※ ⇒ Google Map

カストリーズ(Castries):所在地 セントルシア(Saint Lucia) N14 01 00 W60 59 00 ※ ⇒ Google Map

スフリエール(Soufriere):所在地 セントルシア(Saint Lucia) N13 51 00 W61 03 00 ※ ⇒ Google Map

ショゼール(Choiseul):所在地 セントルシア(Saint Lucia) N13 47 00 W61 02 00 ※ ⇒ Google Map

グロス・ピトン(Gros Piton):所在地 セントルシア(Saint Lucia) N13 48 11.9 W61 04 01.2 ※ ⇒ Google Map

ジャロジーベイ(Jalousie Bay):所在地 セントルシア(Saint Lucia) N13 49 40.4 W61 03 40.2 ※ ⇒ Google Map

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