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ペルーの世界遺産ツアーには、古代の文化遺跡やマチュ・ピチュ、ナスカの地上絵、スペイン統治時代の歴史都市、アマゾンやアンデス山脈の山岳地帯に広がる生物多様性に優れた自然を巡る世界遺産ツアーがあります。
南米5ヶ国と国境を接し、アンデス山脈が縦断するペルーの世界遺産ツアーには、インカ帝国の都市文化とスペイン統治時代の文化が混交する「クスコ市街」、アンデス文明初期のさまざまな儀礼用の神殿が残存する「チャビン(古代遺跡)」など、アンデスに残存する古代遺跡、スペイン統治時代の建築物が残存する歴史都市、海岸地帯に描かれた地上絵、壮大な美しさを誇るアンデス山脈やアマゾン流域の生物多様性に優れた自然を巡る世界遺産ツアーがあります。

ペルーの世界遺産:クスコ市街 / チャビン(古代遺跡)

クスコ市街

登録面積142.48ha、緩衝地帯284.93haを占有するクスコ市街は、首都リマの南東約575km圏内、海抜3,400mのアンデス中央部、いくつかの川による肥沃な沖積渓谷に位置、インカ・パチャクテク(Tito Cusi Inca Yupanqui、ティトゥ・クシ・インカ・ユパンキ)の支配下で、15世紀、3,000年以上経過のプレインカ占領後の都市計画により改装され、A.D.15世紀から16世紀間、南米アンデスの多くをカバーするタワンティンスウユ(Tahuantinsuyu)・インカ帝国の首都として機能、その後、スペイン征服者による都市計画により効率的に配置された異なる宗教の行政機能をもつ複雑な都市として再開発されています。

チャビン(古代遺跡)

チャビン(古代遺跡)は、首都リマの北約275km圏内、アンデス山脈の高地アンカシュ県(Ancash Department)ワリ郡(Huari Province)チャビン地区(Chavin District)、標高3.200mに位置する紀元前15世紀から紀元前5世紀にかけて古代アンデスで発展した古代文明の遺跡。

ペルーの世界遺産(文化遺産):クスコ市街
(City of Cuzco)

位置案内:クスコ市街

インカ帝国の首都クスコは、太陽神殿、またはコリカンチャ 神殿(Qoricancha)のような、Aqllahuasi、Sunturcancha、Kusicancha など、卓越した美しさと構造特性を持つ石造建築技術を提示、繊細に仕上げた一系列の建築構造物が、先例のない象徴的な都市複合を形成、宗教及び行政上の建築物には、王室のための独占的な住居が付随していました。

16世紀、スペイン征服とともにインカ帝国の都市、クスコの都市構造は維持され、寺院、修道院、邸宅はインカの都市上に建設、これらは、主に地元適合のバロック様式であり、異なる期間および文化の初期並列と融合を意味する街の歴史的な連続性とユニークで高品質な配置構成の独自考案を形成。

英語表記:City of Cuzco

所在地:クスコ県クスコ市 S13 31 19.992 W71 58 59.988(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (iii)(iv) 1983年登録

ペルーの世界遺産(文化遺産):チャビン(古代遺跡)
Chavin (Archaeological Site)

位置案内:チャビン(古代遺跡)

チャビン(古代遺跡)

チャビン遺跡は、当時の芸術と装飾、建築技術の重要な表現を提示する先コロンブス初期社会を象徴する遺跡の一つとして知られています。

遺跡は、ペルーのはるか北、北部高原や高地密林、中央、南海岸など、言語が異なる隔たる地域の人々が開催する、アンデス社会の文化、宗教、イデオロギーの重要な儀礼と巡礼の中心地として捉えられ、儀礼上の文化的性質は、象徴的な光沢のある石造建築と広場周辺の人工テラス、南米では前例のない通気口と内部回廊システムに特徴づけられた構造が明らかにしています。

英語表記:Chavin (Archaeological Site)

所在地:アンカシュ県ウアリ郡チャビン
S9 35 33.981 W77 10 42.433(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (iii) 1985年登録

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