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中米2国と国境を接するコスタリカ共和国の世界遺産には、スペイン植民地時代に築かれた文化遺産と熱帯気候のもと優れた生物多様性を保持する豊かな自然を巡る世界遺産ツアーがあります。
コスタリカの世界遺産には、周辺海域に多様な海洋生物が生息し、不規則な海岸線に落下するいくつもの滝と熱帯雨林に覆われた豊かな動植物が数多く生息する火山島「ココ島国立公園」、大規模湿地、数多くの河川、森林、サバンナと多様な気候に区分された地域を特徴づける異なる生態系と生息地の多様性を保持する「グアナカステ保全地域」など、多種多様な野生生物が生息する熱帯多雨林、熱帯乾燥林、熱帯湿潤林 低山性多湿潤林、山地性多雨林と周辺沿岸に多様な海洋生物が生息する自然遺産が引き継がれています。

コスタリカの世界遺産:ココ島国立公園 / グアナカステ保全地域

ココ島国立公園

ココス島国立公園は、コスタリカ・プンタレナス州ブランコ岬の南東沖、東部太平洋上532kmに位置、島の由来が生育するココナッツとされる地上部分と海洋部分の登録面積1997.9km² を占有する起伏の多い熱帯雨林の火山島、領域は種の進化を研究する自然の研究室と見なされ、常緑樹林をカバ-する年間7,000mmの非常な降雨量とセロ・イグレシアス(Cerro Iglesias)地方の湿潤な雲の発生源となっています。

グアナカステ保全地域

グアナカステ保全地域は、首都サンホセ(San Jose)北西約200km圏内、コスタリカの北西部グアナカステ州(Provincia de Guanacaste)、アラフエラ州(Provincia de Alajuela)に位置、太平洋沿岸からカリブ海沿岸まで、約100kmの低地熱帯多雨林領域の陸地1,040km² を含む登録面積1,470km² を占有、隣接する海及び陸に生息する多様な生態系を網羅した自然保護区。

コスタリカの世界遺産(自然遺産):ココ島国立公園
(Cocos Island National Park)

位置案内:ココ島国立公園

ココ島国立公園

ココ島は、劇的に海に落ちる数多くの滝を形成する渓谷、河川、海岸線が不規則に曲がりくねり高い所で183mの崖と数多くの海底洞穴が占有、多くのシダ、アナナス(パイナップル)が植生する険しいが目を見張るほど美しい緑豊かな島。

険しく美しいココス島は、約250万年前、火山激変の際に形成された、玄武岩質の岩石、溶岩流の安山岩、ラブラドライト(Labradorite、曹灰長石)から構成され、ココ島周辺海域は、海鳥が飛び交う実りある北赤道海流の通過点で、生物多様性に優れた世界的に有名な海域。

英語表記:Cocos Island National Park

所在地:プンタレナス州、南東太平洋
N5 31 60 W87 4 0 (緯度 経度:度分秒)

登録基準 (ix)(x) 1997年登録、拡張2002年

 コスタリカ 主な観光地

ココス島国立公園(Coco Island) N5 31 41.4 W87 03 27.1 ※ ⇒ Google Map

コスタリカの世界遺産(自然遺産):グアナカステ保全地域
(Area de Conservacion Guanacaste)

位置案内:グアナカステ保全地域

グアナカステ保全地域は、グアナカステ州西側、太平洋沿岸の様々な海岸線と低地を通過する海抜1,916m のリンコン・デ・ラ・ビエハ(Rincon de la Vieja)で標高がピークに達し、大規模な湿地、数多くの河川、サバンナ、オークの森、大規模熱帯乾燥林地域より高所にある多様な森林タイプ及びこの地域に並はずれた生産性をもたらす太平洋の栄養豊富な冷たい湧昇流が流れる大規模沿岸、海洋境界面のさまざまなな河口、岩礁、砂地と玉石の浜など、大部分が無人島・小島の沿岸を縁どる、人の影響を受けていない海洋面積430km² を保持する世界的保全地域から構成。

英語表記:Area de Conservacion Guanacaste

所在地:グアナカステ州、アラフエラ州
N10 50 60 W85 37 0 (緯度 経度:度分秒)

登録基準  (ix)(x) 2004年登録

コスタリカの世界遺産 一覧

Costarica Landscape

コスタリカの世界遺産 位置案内

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