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南米最大の国土を領有するブラジルの世界遺産ツアーには、熱帯雨林のジャングルに、広大な草原が広がるセラード、世界最大の湿地帯パンタナールなど、風光明媚な海、山、湿地を巡る世界遺産ツアーがあります。
南米10ヶ国と国境を接し、南米最大の国土を領有するブラジル連邦共和国の世界遺産ツアーには、先史時代の南米で最も古く最も重要な人類コミュニティの考古学的遺跡の1つ「セラ・ダ・カピバラ国立公園」、赤道南米の気候条件に適応したポルトガル植民地時代の町並みが残る「サン・ルイス歴史地区」など、植民地時代の歴史都市に残存する聖堂、教会、修道院、伝道所群、考古学的な洞窟壁画が残存する国立公園、素晴らしい自然美を提供する熱帯雨林が生い茂るジャングルに広大な草原が広がるセラード、世界最大の淡水湿地に壮大な滝、青々とした亜熱帯植物エリアにさまざまな植物や動物が生息する国立公園、絶滅の危機に瀕している動物の重要な保護区を巡る世界遺産ツアーがあります。

ブラジルの世界遺産:セラ・ダ・カピバラ国立公園 / サン・ルイス歴史地区

セラ・ダ・カピバラ国立公園

1979年に設立されセラ・ダ・カピバラ国立公園は、ブラジル北東部、首都ブラジリア(Brasilia)の北東約1,020km圏内、ピアウイ州(Estado do Piaui)のサン・ライムンド・ノナト(Sao Raimundo Nonato)、サン・ジョアン・ド・ピアウイ(Sao Joao do Piaui)、カント・ド・ブリチ(Canto do Butriti)の自治体を横断して広がっています。

サン・ルイス歴史地区

サン・ルイス歴史地区は、首都ブラジリアの北約1,527km圏内、サン・マルコス湾に面したサン・ルイス島の北西、マラニャン州(Estado do Maranhao)の州都サン・ルイス(Sao Luis)の北西、アニウ川(Anil)とバカンガ川(Rio Bacanga)によって形成された岬に位置。

ブラジルの世界遺産(文化遺産):セラ・ダ・カピバラ国立公園
(Serra da Capivara National Park)

位置案内:セラ・ダ・カピバラ国立公園

セラ・ダ・カピバラ国立公園

3自治体の一部に属する敷地面積約129,140haをカバー、円周214kmを有するセラ・ダ・カピバラ国立公園は、ブラジル北東部、半乾燥地帯の典型的な植物形成の多様性によって区別され、ブラジルのカーティンガ気候地形帯に位置。

マランハオ・ピアウの堆積盆地とサンフランシスコ川の周辺陥没の2つの主要な地層に接するこの地域は、周辺の谷、山、平野に美しい豊かな植生の景観が点在、主に乾季になると植物が葉をほとんどを落とし、5月から12月にかけて景色が銀色に彩る特徴があります。

英語表記:Serra da Capivara National Park

所在地:ピアウイ州の南東、サン・ジョアン・ド・ピアウイ、カント・ド・ブリチ
S8 25 0 W42 19 60(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (iii) 1991年登録

ブラジルの世界遺産(文化遺産):サン・ルイス歴史地区
(Historic Centre of São Luis)

位置案内:サン・ルイス歴史地区

サン・ルイス歴史地区は、1612年のフランス人が敷地内に建てた要塞が征服された後、ポルトガルのチーフエンジニアがブラジルで策定した1615年の計画にさかのぼります。

18世紀、19世紀および20世紀にかけて調和拡張された歴史的な中心部は、赤道アメリカの気候条件に適応したポルトガルの伝統的な建築様式の高い窓間壁に雨戸、木製ベランダを取り入れたポルトガル植民地時代の町の実例。

英語表記:Historic Centre of São Luis

所在地:マラニャン州 S2 30 51 W44 18 9(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (iii)(iv)(v) 1997年登録

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