ノエル・ケンプ・メルカード国立公園は、ボリビア北部、首都ラパスの北東約820km圏内、ブラジルのロンドニア州(Estado de Rondonia)とマットグロッソ州(Estado de Mato Grosso)に接するサンタクルス県サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ(Santa Cruz de la Sierra)の北東約470km、ホセ・ミゲル・デ・ベラスコ郡(Jose Miguel de Velasco、ヴェラスコ郡、Velasco province)に位置、海抜1,000mまで上昇するカパル(Caparu)高原またはワンチャカ(Huanchaca)高原の大部分を包含、周囲の背景より約600m上の起伏を決定づけ、アルコ・イリスの滝(Arcoiris Falls)など、壮観な滝の舞台を形成、大規模な生物多様性の重要な生息地を含む登録面積15,234.46km² を占有する国立公園。
ノエル・ケンプ・メルカド国立公園は1979年に創設、ワンチャカ国立公園(Parque nacional Huanchaca)と呼ばれていましたが、ノエル・ケンプ・メルカード(Noel Kempff Mercado)教授の科学的な活動に対する敬意を表して、1988年に現在の名称に変更されています。
標高100mから980mに移行する高温多湿の熱帯気候の国立公園の最も重要な流域は、カパル(Caparu)高原に源流を持つパウセルナ川(Paucerna river)とベルデ川(Verde river)で、公園で知られている大滝を形成、航行可能なイテネス(Itenez)川は、東にあり、ブラジルとの国境の一部を形成しています。
英語表記:Noel Kempff Mercado National Park
所在地:ベラスコ県サンタクルーズ
S14 16 0.012 W60 52 0.012(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (ix)(x) 2000年登録
登録年度順 | 登録名 |
1 | ポトシ市街 |
2 | チキトスのイエズス会伝道施設群 |
3 | 古都スクレ |
4 | サマイパタの砦 |
5 | ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地 |
6 | カパック・ニャン アンデスの道 |