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カリブ海に浮かぶバルバドスの世界遺産ツアーには、大西洋における大英帝国植民地政策の拡大を示す旧市街の残された数多くの歴史的建造物から構成された文化遺産を巡る世界遺産ツアーがあります。
島の周囲を珊瑚礁に囲まれたカリブ海に浮かぶ小アンティル諸島東端に位置するバルバドス(Barbados)の世界遺産には、植民地時代の空間における商業的利益と軍事的利益との間の継続的な相互作用を示す初期の大英帝国海軍及び駐屯基地のレンガ建築の倉庫、ドック施設、中世の蛇行した街路など半計画的な都市景観よって特徴付けられた数多くの歴史的建造物が残存する「ブリッジタウン歴史地区とギャリソン」、大西洋における大英帝国植民地支配の拡大を示すカリブ海アングロホンが形成された文化が引き継がれています。

バルバドスの世界遺産:ブリッジタウン歴史地区とギャリソン

ブリッジタウン歴史地区とギャリソン

大西洋における大英帝国の軍事および海上商業基地として、カリブ海ネットワークの初期に要塞港を確立した町の一つブリッジタウン歴史地区とギャリソンは、登録面積187ha、緩衝地帯321haを占有するアメリカ大陸貿易に基づく大英帝国展開の顕著な例を提供。

17世紀までに要塞で固められた港町は、大英帝国が大西洋貿易での重要性を確立させ、商品、特に砂糖、およびバルバドスと米州に残る奴隷として運命づけられた人のための中継港になっていました。

バルバドスの世界遺産(文化遺産):ブリッジタウン歴史地区とギャリソン
(Historic Bridgetown and its Garrison)

位置案内:ブリッジタウン歴史地区とギャリソン

天然港カーライル湾は、この地域における英国の貿易利益の保護と拡大のため、大西洋を横断する最初の寄航地で、大西洋世界に対する英国帝国主義の権威の出発点として完全に位置付けられ、水陸両用の司令拠点として使用された駐屯地は、英国陸軍と海軍の東カリブ海の本部を収容していました。

ブリッジタウン歴史地区の要塞化された港湾区域は、ベイ・ストリートの通路に沿って、町の中心からセント・アン駐屯地に連結され、不規則な区画パターンや17世紀の英国中世の街路レイアウト、特に系統的に蛇行する独特な街路は、カリブ海・ジョージアン様式を含む建築様式が混交した形式の発展と変革をサポートしています。

英語表記:Historic Bridgetown and its Garrison

所在地:バルバドス N13 5 48 W59 36 50(緯度 経度:度分秒)

登録基準 (ii)(iii)(iv) 2011年登録

バルバドス 観光地

バルバドス(Barbados):所在地 バルバドス(Barbados) N13 00 00 W59 32 00 ※ ⇒ Google Map

ブリッジタウン(Bridgetown):所在地 セント・マイケル(Saint Michael) N13 05 41 W59 37 03 ※ ⇒ Google Map

フラワー・フォレスト(Flower Forest):所在地 セント・ジョセフ(Saint Joseph) N13 12 13.5 W59 34 01.9 ※ ⇒ Google Map

アンドロメダ・ボタニカル・ガーデンズ(Andromeda Botanical Gardens):所在地 セント・ジョセフ(Saint Joseph) N13 12 26.2 W59 31 05.8 ※ ⇒ Google Map

アニマル・フラワー・ケーブ(Animal Flower Cave):所在地 セント・ルーシー(Saint Lucy) N13 20 02.2 W59 36 46.1 ※ ⇒ Google Map

ボトム湾(Bottom Bay):所在地 セント・フィリップ(Saint Philip) N13 08 10.4 W59 25 31.8 ※ ⇒ Google Map

ヒラビー山(Mount Hillaby):所在地 セント・トーマス(Saint Thomas) N13 11 57.5 W59 35 00.9 ※ ⇒ Google Map

マイアミ・ビーチ(Miami Beach):所在地 クライスト・チャーチ(Christ Church) N13 03 37.2 W59 32 23.9 ※ ⇒ Google Map

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