アルゼンチンの地理的中心部、首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)の北西約650km圏内、コルドバ州(Provincia de Cordoba)に位置するコルドバのイエズス会管区とエスタンシアスは、登録面積38.12ha を占有する5つ全体が、先例のない150年の長い修道を例示する農村の農場経営および製造業施設を保持した社会的、経済的な試みで、17世紀、18世紀の宗教的及び非宗教的な建造物が含まれています。
ケブラーダ・デ・ウマワーカは、アルゼンチン共和国の北西最北端、首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)の北西約1,450km圏内、登録面積1721.16km² 、緩衝地帯3696.48km² を占有する東部森林地帯とプーナ(Puna)高原に隣接するフフイ州(Provincia de Jujuy)の狭く乾燥した山岳地帯に位置、主要な文化路線に続くアンデス高地の寒い砂漠高原の起点からリオ・レオン(Rio Leon)との合流点まで、カミノ・インカ(Camino Inca)、リオ・グランデ(Rio Grande)の壮大な峡谷に沿い、グランデ・フフイ川(Grande de Jujuy river)が流れる南北155kmの自然回廊を形成。
コルドバのイエズス会管区には、前イエズス会パラグアイ地域中心地の教会、イエズス会司祭の住居、コルドバ大学(Universidad Nacional de Cordoba)、そしてモンセラ中等学校 (Colegio Nacional de Monserrat)の主要建物が含まれ、管区から36kmに位置するアルタ・グラシア(Alta Gracia)、70kmのサンタ・カタリナ(Santa Catalina)、48kmのヘスス・マリア(Jesus Maria)、220kmのラ・カンデラリア(La Candelaria)、44kmのカロヤ(Caroya)などの広大な私有地を支え、教会や礼拝堂、司祭の住居、奴隷と先住民族のための牧場、キャンプ、製粉所、ビーティング工場などの作業エリア、防波堤、潅漑溝、人工水路などの水圧系統、農場内の家屋、牧畜のための大規模な土地を支えています。
英語表記:Jesuit Block and Estancias of Córdoba
所在地:コルドバ州 S31 25 14.016 W64 11 27.996(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (ii)(iv) 2000年登録
ウマワーカ峡谷(ケブラーダ・デ・ウマワーカ、Quebrada de Humahuaca)に沿って散在する広範な遺跡は、過去1万年にわたり使用された主要な通商路として、隣接する集落住民がこれらの路線を作り使用した実質的な証拠を示しています。
広範囲な温暖平野とアンデス高地間の最も重要な物質的つながりを保持するケブラーダ・デ・ウマワーカは、南部アンデス峡谷の交通経路として社会、経済、文化的協調の卓越した特別なシステムを備えた非常に代表的な例と称され、長きにわたり様々な歴史をを証明する何百もの考古学的建築物の遺跡が、その印象的な自然環境に、ほぼそのまま保存されています。
英語表記:Quebrada de Humahuaca
所在地:フフイ州 S23 11 59.5 W65 20 55.9
(緯度 経度:度分秒)
登録基準 (ii)(iv)(v) 2003年登録